古田の様 の商品レビュー

金子達仁【著】

簡単でサクサク読めた

[トウキョウ]

タイトルをみても何の事が書いてあるのかわらないけど、金子だし、古田敦也は好きだから購入。
時期はフルさんがプレーイングマネージャーを引退したあとのもの。
ほとんどフルさんを取材できていない。生い立ちを振り返りながら、フルさんの周りの人に話を聞いてまわってる感じ。
上原浩治、矢野輝弘、石井弘寿、五十嵐亮太、山本昌、高橋由伸、あと恩師のひとたち。
このメンツが自分にはたまらなかったので、楽しめた。
矢野とだけはフルさんが対談してるんだけど、新庄のバックホームはおもいやりがないって話とか最高だった。
プロ野球に入るまでと、近鉄消滅の時期をクローズアップしてるから、ノムさんと戦ったヤクルト黄金期の話はない。
ある程度古田敦也のファンじゃないとつまらないかも。
野村ヤクルトが好きなら楽しめるとおもう。
金子は、古田敦也のキャッチングにスポットをあてるのは玄人好みだと思ってるみたいだけど、古田ファンはまずソレを真似するんだよ。あの捕り方を。
読んでるほうはシテヤッタリだけど。

2010/04/10

ヤクルト古田敦也にスポットを当てた本です。

もうちょっと『古田敦也』について書いて欲しかった。

古田敦也について知ったことは、野球センスの塊だということ。

僕は失礼ながらそこまでセンスがあるとは思っていなかった

2010/03/02

古田ものなのでまあ、面白いことは面白いんだけど（野球好きなら）

金子達仁、ちょっと手を抜いたな

2011/10/22

古田氏ファンなら絶対に必読の本。
特に矢野捕手との対談は最高です。
五十嵐、石井投手の想いとか、過去の色々な方々の古田氏に対しての話が聞けて素晴らしい本です。

2011/09/18

古田敦也の偉大さが身にしみてきます。たくさん取材をされて書かれたと思いますが、ストレートにおもしろかったのは古田と矢野の捕手対談でした。自分の知らない深ーい世界を垣間見せてもらいました。その司会をしていたのは作者です。この方はサッカーコメンテーターとして抜群に魅力的なところがあるのですが、その間合い、やりとりの引き出し方などこの対談でさらに興味深さが引き出されていたと思います。作者あっての対談であったかと感心しました。それから古田敦也という人間の成長、資質に深い感銘を受けました。すばらしさを再認識します。

2009/10/04

野球はコツだ

この言葉を昔、齋藤孝氏の本で知った。質問力だったかな、確か。

工夫を重ねて、蔓延っていた常識をことごとく変えたカリスマキャッチャー。

たぶん後輩にこんな人がいたら、関係者は嫌だろうな。プロ野球の再編の頃のことがよく書かれていて、当時の古田氏の努力をより深く知ることができた。

常識を変えていく男。かっこいい。こういう姿勢は自分も取り入れるべきだ。才能だけじゃない。頭を駆使して出世する。こういう仕事を一生の仕事にすべきだ。

プロ野球再編の頃の記述は、関係者の話もあって立体的に当時を描いている。瀬戸山さんもいろいろと苦労があったのだ。