トスカの接吻 の商品レビュー
プロローグを読んでからトスカを聴いたらよくわかった。夢見る権利がテーマの割に後味が良くない。それだけ神聖なということか。
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オペラ上映中、女優が男優を殺してしまった。 舞台上の密室の仕向けた犯人は誰? ですが 現実で実行されたら、犯罪として取り扱っていいのか かなり悩む事件です。 事件内容としては驚きに満ちたものがありますし 犯人やトリックには想像もしなかったものがあります。 ですが、現実にあったら...
オペラ上映中、女優が男優を殺してしまった。 舞台上の密室の仕向けた犯人は誰? ですが 現実で実行されたら、犯罪として取り扱っていいのか かなり悩む事件です。 事件内容としては驚きに満ちたものがありますし 犯人やトリックには想像もしなかったものがあります。 ですが、現実にあったら、これはちょっと…以上に すごいものがありました。 もしも本当にこれが現実で行われてしまったら…。 誰もかれもが、自己中心的すぎます。
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海埜刑事と芸術フリークの瞬一郎の第2弾?芸術×ミステリーで面白いが、トスカよくわからないから面白さが半減かな…
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※このレビューにはネタバレを含みます
2013/5/9 おもしろかった。 最後の瞬一郎の犯罪に対する意見には賛同しかねるけど。 自分の人生を破壊しようと思ったんなら自分の人生だけを破壊してくれたまえ。 私は他人の人生を破壊した者を擁護する気は一切ない。 デビュー作がよくわからなかったけど後のは面白いなぁ。 もっと読もう。 オペラを歌う友達の持ち歌?「歌に生き、愛に生き」の状況を思いがけず知れてよかった。 題名からもっとお花畑な歌かと思っていました。物知らずですみませんという気持ち。
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「動物のお医者さん」でハムテルのお母さんがトスカを演じてたな~と頭の片隅に置きつつ読んだので笑えてしまった。 「これがトスカの接吻よ!」が極めつけ。アカン。 瞬一郎の才能は何処へ向かうのか。
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他の方のレビューにあるように、確かにあの方のボケはキツいかも・・・ (シリーズ初めて読む私でも)半分だったらずいぶんいいのに。 あと、ダイイングメッセージもやはり苦しい感は否めない。
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瞬一郎探偵シリーズ第二弾。 この新解釈の『トスガ』は是非見てみたい!!と思わせ、トスカを流しながら読みたくなる一冊。しかし、ミステリとしては、演出家のダイイング・メッセージなどはちょっと無理があるような。
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一作目の変化球に比べて、次の二作はど真ん中のストレート。 前作も感心したけど、今作も面白かった。 オペラ公開中、舞台上の殺人というケレン味あふれた事件が素晴らしい。 それに続く殺人事件が下世話なのがマイナス……と思いきや、謎解きの部分でそれに必然性があって感心。 大トリックで驚愕...
一作目の変化球に比べて、次の二作はど真ん中のストレート。 前作も感心したけど、今作も面白かった。 オペラ公開中、舞台上の殺人というケレン味あふれた事件が素晴らしい。 それに続く殺人事件が下世話なのがマイナス……と思いきや、謎解きの部分でそれに必然性があって感心。 大トリックで驚愕、というタイプではないが、細かいトリックと伏線、そしてホワイダニットで最後まで読ませた。 作中示される「トスカ」の新解釈も、前作に続き興味深いというか面白い。 是非、この解釈で見てみたいなぁ。
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すり替えられた小道具のナイフ。開かれた密室での殺人事件。第二の殺人でのダイングメッセージの謎。なかなか面白かった(笑)3本のナイフの行方など(笑)最初はオペラの説明とかで中々推理に入らなかったが話が乗り出すと読みやすい(笑)オペラの話も興味深くていいんだけどね(笑)しかし犯人は少...
すり替えられた小道具のナイフ。開かれた密室での殺人事件。第二の殺人でのダイングメッセージの謎。なかなか面白かった(笑)3本のナイフの行方など(笑)最初はオペラの説明とかで中々推理に入らなかったが話が乗り出すと読みやすい(笑)オペラの話も興味深くていいんだけどね(笑)しかし犯人は少し微妙かな(--;)確かに意外な犯人ではあるけどね(笑) 船橋図書館
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※このレビューにはネタバレを含みます
ミステリとしても、読み物としても、なかなか面白かったです。作者よく調べてるなー!てかんじ。 作中で語られる「トスカ」の新解釈には素直に驚き、感心しました。 確かに、確かに!その「トスカ」観てみたい! オペラってつじつまの合わないものだと思ってた。勝手に合わせてもいいのねえ。 犯人、ダイイングメッセージの意味など、予想していなかった展開だったので、ミステリとしても楽しく読めました。 ただ、微妙なユーモア、無理やりな空耳下ネタ、突然関係ないことについて熱弁をふるう部分など、ちょくちょく蛇足っぽくなってしまってもったいなかった。 モチーフの「トスカ」がドラマティックなぶん、なんだか興ざめしてしまったり、事件がシリアスなだけに、警部がよりいっそう浮いてしまった感。 キャラもシリアスにまとめたほうが、バランスがよくて読みやすかったかも。 ★ 「僕は場合によっては未必の故意による殺人の方が、明確な殺意によってなされた殺人よりも、罪が重くてしかるべきだと思います」 「人を殺そうというのは、通常はものすごい覚悟の末の行為だと思うわけです。なにしろ捕まったら最後、自分の一生もほぼ棒に振るわけですからね。中にはたまりにたまった積年の恨みの結果というケースや、ひどい扱いを日常的に受けていた人間が思わず爆発してしまったケースなど、事情を聴いた我々が、思わず犯人の方に同情してしまうような場合だってあります」 「未必の故意のように、ひょっとしたら死ぬかも知れないが、死んでも構わないというような曖昧な意図の下に殺されたのでは、被害者は逆に死んでも死にきれないのではないかと思うわけです。うまく表現できないのですが、あきらめるにもあきらめ切れないと言いましょうか。つまり被害者の無念さの度合いは、もちろん状況にもよりますが、ある意味未必の故意による殺人の方が、明確な殺意による殺人よりも、むしろ大きいのではないかと思われるわけです」 「無念さの度合いか…」 海埜は腕組みをした。 「それなのに捕まった時の刑罰は、未必の故意の方がはるかに軽いわけで、これは矛盾しているとは思いませんか?」 「つまりこういうことだな?現行の刑法は犯人の殺意は非常に重視するが、命を奪われた者の無念さの度合いによって、刑の軽重が左右されることはあまりない。それがおかしいとお前は言いたいんだな?」 しかしそれもある程度は仕方がないことだともいえるだろう。何故なら被害者の無念の思いを、数値化して客観的に比べることは、絶対にできないからだ。裁判員制が導入されると、そういう点も重視されるように変わっていくのかも知れないが、心象によって刑が決定されることへの批判もまた、法曹界には根強い。
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