素人の乱 の商品レビュー
松本哉「貧乏人の逆襲」で、素人の乱にはまり、「さようなら、下流社会」を読み終え次に手を出した本がこちら。 私は松本哉さんただ一人(?)が好きなようで、中身は松本さんの発言以外はわりかしぱらぱらっと読んだ。 素人の乱のデモのことや、その目的については、「貧乏人の逆襲」にもあるので...
松本哉「貧乏人の逆襲」で、素人の乱にはまり、「さようなら、下流社会」を読み終え次に手を出した本がこちら。 私は松本哉さんただ一人(?)が好きなようで、中身は松本さんの発言以外はわりかしぱらぱらっと読んだ。 素人の乱のデモのことや、その目的については、「貧乏人の逆襲」にもあるので飛ばし読み。 こちらの著作は、松本さん始め素人の乱に出入りする怪しげな人たちとが、悪巧みをするの際の情報のやりとり、悪巧みが形になっていく過程などを、回想形式で記したものになります。 誰か一人の主観ではなく、何人もの主観的な「素人の乱」が知れるのがいいですね。
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若者たちの高円寺を中心とした活動、「素人の乱」 古臭い運動とは、一線を画した祝祭的なデモ。 生産ー消費社会に対峙するリサイクルショップ、古着屋の経営。 海外のオルタナティヴな活動とのネットワーク。 グローバル化の進む中で、ネオリベと非正規雇用が世界を席巻する。 寄る辺をなくした、若者たちが可笑しくもエネルギッシュな活動を繰り広げる。 社会システムからの自律的な取り組みは世界中から注目を集めている。 それでも、「素人の乱」を定義つけることは難しい。 新しい文化=政治運動、アナーキズム、商店街の活性化と高齢化、ロスジェネの抵抗・・・ この著作は、「素人の乱」を定義づけるものではない。 その活動/運動を成立から盛り上がりまで細かく著述している。 「オレのチャリを返せ!自転車撤去反対デモ」 「家賃をタダにしろデモ」 「杉並区議選」 「クリスマス粉砕集会」 ・・・ 数々のマヌケな抵抗は、若い世代の関心を集めている。
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烏賀陽弘道がblue-radio.comでホメていたので読んでみたが、期待ほどでなし。これがフットワークが軽くて新鮮だというのなら、「運動」ってよっぽどダサかったんだな。
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【目的】気になるタイトル 【感想】 「俺のチャリ返せデモ」暇でお金の無い素人、という強み。 完璧なる当事者意識と、ゆるーいスタンスと、地元愛が いいなと感じる。
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素人の乱に参加している人たちの会話が収まっている。馬鹿で面白くて、思わず声に出してわらってしまう内容満載。一方、自分の関係する町にいかにコミットするかというヒントにもなる本。面白い!
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マルクスレーニン主義なんてのも信用できないし、これからの方向性として共感できる。 路上で飲むのは楽しいしね。
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読んでみて、じゃましマンのところが特におもしろかった。「はじめてのDIY」を読んで、素人の乱を知りました。
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