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8時だョ!全員集合伝説 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2017/01/19
  • ネタバレ

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2001年刊行。視聴率50%越えも記録したことのあるお化けバラエティ番組「8時だョ!全員集合」。この番組の名物プロデューサーがその内幕を明らかにし、番組制作の奮闘振りを語ったもの。荒井注離脱の真相や志村の下積み時代の苦労譚、番組終局にむけてのいかりやと志村の関係、スターダムにのしあがったドリフに手を焼くスタッフ等、著者にしか書けない情報が満載。停電した回は実際に見ていたし、懐かしさでいっぱい。また、いかりやの高木ブーに注ぐ何ともいえない暖かな眼差しには興味を覚えるところ。

Posted byブクログ

2016/12/12

古書店で出会った税込108円のこの本は、低俗と酷評されながらも16年間もの間高視聴率を保っていた怪物番組「8時だよ!全員集合」への私の郷愁を掻き立てながら、その制作の裏側をさらけ出して、なんともワクワクとした気分をプレゼントしてくれた。

Posted byブクログ

2016/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

8時だョ!全員集合のプロデューサーが書いた、この番組の記録。 1969 年に始まったこの番組の成立背景が紹介されていて、興味深い。 印象に残っている回が美術の山田満郎氏の図面と共に紹介されているのは、作った側にとっても重要だったのだと思わされる。 たまたま幼稚園の同級生の家として、その頃にお邪魔したことがある。初期から見てはいたけれど、今の自分の視点でその頃にお話しできたら、面白かったろうと思うと、残念。 「コント55号の世界は笑う」を「裏番組」と思って始める気風がよい。 また、フランスが死刑を廃止した時期にそれをテーマにギロチンを使ったコントをやったら新聞に叩かれた話、あまりに何も考えていない新聞屋と社会情勢に目を配ってコントを作っているプロデューサーの対比になっている。それが 1980 頃の話、新聞の醜態には目を覆わされる。

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2011/11/19

随分前に読んでいた本ですが、最近のバラエティがどうしても 好きになれない私、何故昔は楽しんで見ていたのか わかる本でした。 8時だョ!は物心つくか、て世代ですが、 当時のバラエティは、「ザ・ベストテン」(あ、音楽番組か)など 結構生放送が多い。 だからか、ヤラセっぽいネタも少なく...

随分前に読んでいた本ですが、最近のバラエティがどうしても 好きになれない私、何故昔は楽しんで見ていたのか わかる本でした。 8時だョ!は物心つくか、て世代ですが、 当時のバラエティは、「ザ・ベストテン」(あ、音楽番組か)など 結構生放送が多い。 だからか、ヤラセっぽいネタも少なく、予定調和な展開でなく、 特に大嫌いなただ台詞を派手に見せるだけのテロップまみれもない。 生番組の長所(いつ撮っているかわかる)を生かしての公開生放送。 だから皆さん「舞台」としてもされていたんですね。 相手の反応は目に見えるわけだから歯ごたえがある。 だから視聴者にも手ごたえがある。 なんで今生放送が減ったかというのは、この本を読めば わかりますがようするに大変だからですよね色々な意味で。 色々な面倒から逃げたのが今のバラエティなんだなぁと思う。 タレントさんの力などだけは当時より見劣りするということは ないだろうにあまりな気がする。 とはいえ、当時週の半分をこの番組に注いでいたドリフメンバー、 スタッフの方の力は本当に凄い。 ちなみにバラエティ嫌いの私が今放映中のバラエティで 凄くお勧めなのが「探偵!ナイトスクープ」。 この番組のテロップだけは例外なのです。 関西の番組らしく、画面で起こっている展開に 突っ込むためなんですもの。 声に出して騒ぎ立てないからじんわりおかしい。 (いや実際は腹抱えるんだけど) 関西以外では見づらいのが現状かもですが; しかしながら、文庫の発行は2001年ですが、 単行本の発行は1999年。 当時はいかりや長介さんは勿論、荒井注さんもご存命 だったんですね(T_T) 2011年現在、著者の居作氏も、解説の久世氏も亡くなっています(T_T) それを考えると長さんの「だめだこりゃ」を含めとても貴重な 当時の記録と思います。

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2009/10/04

キングオブコメディともいえる昭和の番組、そのプロデューサーの回顧録。 ああ、そんな場面あったなあ・・・なんて、中年は懐かしく思う。

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