泥棒兵士のホームステイ の商品レビュー
この作品の主人公は受け入れがたかった。主人公のずる賢く、かつふてぶてしいものの考え方に、なかなか感情移入できず、途中で読書をやめようかとも考えた。 でも後半は、主人公の人柄の良い部分も表面化してきたので、まあ前半よりは読むことができた。 この著者のかつての作品が良かったため...
この作品の主人公は受け入れがたかった。主人公のずる賢く、かつふてぶてしいものの考え方に、なかなか感情移入できず、途中で読書をやめようかとも考えた。 でも後半は、主人公の人柄の良い部分も表面化してきたので、まあ前半よりは読むことができた。 この著者のかつての作品が良かったために、今回は最後まで読みきった。けれど、評価はあまり高くはつけられない。著者の以前の作品である「ええから加減」「カウント19」は本当に楽しかった。あのような人情話を期待している。次回作を待とう。 「泥棒兵士のホームステイ」にでてきた曲…「スィング・スィング・スィング」 吹奏楽部をやめてしまった長女が、夕飯の下ごしらえの後、ふと思い出す曲。
Posted by
- 1