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哲学者の語る建築 の商品レビュー

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2020/09/27

哲学者の語る建築―ハイデガー、オルテガ、ペゲラー、アドルノ (和書)2013年11月09日 19:48 中央公論美術出版 2008年8月 ハイデガーさんの建築に関する書物なので読んでみようと思った。 他の哲学者はよく知らないです。一応読んでみたけれどあまり印象深くない。ハイ...

哲学者の語る建築―ハイデガー、オルテガ、ペゲラー、アドルノ (和書)2013年11月09日 19:48 中央公論美術出版 2008年8月 ハイデガーさんの建築に関する書物なので読んでみようと思った。 他の哲学者はよく知らないです。一応読んでみたけれどあまり印象深くない。ハイデガーさんの文章を読んでみるとその存在論というか実存に対する緊張感の強さのため他の哲学者の文章がレトリックにしか感じないのです。いいこと書いてるのだろうけれどハイデガーさんに文句を言ってください。 『存在と時間』の新訳を3巻まで読んですっかり気に入ってしまいました。4巻が楽しみなのです。 ハイデガー『詩人のように人間は住まう』 コルビュジエさんの全作品集を以前まとめて読んでみた時に彼は建築に詩を導入しようとしただけなのだということが少しだけ書いてあった。しかしそれは非常に根底的な建築に対する姿勢なのだということをハイデガーさんは証明しているのだ。実存と詩と建築に関して書かれている。コルビュジエとハイデガーを関連させて考えられるのは有益だと感じた。 良い本です。購入したい一冊です。

Posted byブクログ