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早教育と天才 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/04/26

我が家には10ヶ月の赤ちゃんがいますが、とある縁で本書を手に取りました。もう40年近く前に書かれた本で、しかも日本人が著者とはいえ、中に書かれているのは更に昔のドイツ人やアメリカ人の教育法ということで、最初は「本当に参考になるのかな?」とやや疑問に感じましたが、子供の教育に国境や...

我が家には10ヶ月の赤ちゃんがいますが、とある縁で本書を手に取りました。もう40年近く前に書かれた本で、しかも日本人が著者とはいえ、中に書かれているのは更に昔のドイツ人やアメリカ人の教育法ということで、最初は「本当に参考になるのかな?」とやや疑問に感じましたが、子供の教育に国境や年代は関係なし、ということが読み進める中でわかります。早教育によって、いわゆる天才児を作り出したヴィッテ牧師を中心に、彼の教育法の影響を受けた、サイディス博士やストーナー婦人という人々の実体験が記載されています。本書を読んで一番感じたことは、親が熱意を持って家庭教育を施すこと、そして子供の可能性をどうのばすか、しかも知育だけでなく徳育、体育とバランスよくやらねば駄目だということです。しかしこれをやるには親のレベルも相当に要求されます。子供に古典や詩を読み聞かせるなど、親の素養が高くないとできないので、「子育てこれ親の鍛錬でもある」と理解しました。

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2012/06/13

早期教育を考えている方には絶対におすすめ。 ここまでは無理だろうあなと思うところはありましたが、基本的にはとても参考になります。半分でも徹底できたら素晴らしい。

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2012/04/15

35年前にこういうことを考えていた人がいたということがすごい。 同時に、35年前にこういう考えがあったにもかかわらず、それがスタンダードになっていないのだから、よほど教育というものに対する自分の考え方を自己肯定し、自分がされた教育にのみもとづいて教育してきた人が多いのだろう。 早...

35年前にこういうことを考えていた人がいたということがすごい。 同時に、35年前にこういう考えがあったにもかかわらず、それがスタンダードになっていないのだから、よほど教育というものに対する自分の考え方を自己肯定し、自分がされた教育にのみもとづいて教育してきた人が多いのだろう。 早期教育がイコール詰め込みのように考えられているのは今も同じだろう。それで、〝究理心〟を芽生えさせるために必要な力をつけ続けるという発想は、ヒントに満ちている。こういう考えを実践した場合と、しなかった場合の研究が山ほどあってもいいはずなのに、イマイチ少ないからこそ、現在の格差につながっているのではないか。 天才たちが公教育においては落ちこぼれだったことが多く、その理由が没頭するからこそであること、ウサギとカメの例えなど興味深いことが多かった。

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2010/11/09

こんな昔から言われていることを、今もなお、万人に信じられていないことが不思議でなりません。 天才を育てる必要性はないかもしれませんが、なるべく早い時期に言葉の発達を促したり、幼いうちは親がこどもと一緒に過ごすことの大切さを学べる1冊です。 昔の本なので、文語体が難しいかもしれませ...

こんな昔から言われていることを、今もなお、万人に信じられていないことが不思議でなりません。 天才を育てる必要性はないかもしれませんが、なるべく早い時期に言葉の発達を促したり、幼いうちは親がこどもと一緒に過ごすことの大切さを学べる1冊です。 昔の本なので、文語体が難しいかもしれませんが、今、巷で叫ばれている脳科学教育の誤解を解き、正しい早期教育についての知識を得られる書物だと思います。

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2009/10/04

天才のそだてかた。 非常によかった。再度読む。 ■できるだけ早く 本が読めるようにする。 ■子供の質問にはきちんとすべて 大人にこたえるように論理立って答える。 ■興味のバランスが偏らないよう、さまざまな分野に興味を持たせる。 ■優秀な成績にはお金を与えるがあまり褒めない。善行...

天才のそだてかた。 非常によかった。再度読む。 ■できるだけ早く 本が読めるようにする。 ■子供の質問にはきちんとすべて 大人にこたえるように論理立って答える。 ■興味のバランスが偏らないよう、さまざまな分野に興味を持たせる。 ■優秀な成績にはお金を与えるがあまり褒めない。善行は大きく誉めたたえ記録する。 ■優秀に育った場合、奢らないように、周りの人間が褒めないように注意する。 ・意識を持ったときから、言葉を教える。   ・方言は、幼児言葉は避ける。 ・タイプライターは文字を覚える上ではやく、非常によい。 ・文字の学習には言葉ブロックはよい。 ・子供が興味を持ったことにはきちんと一緒に調べて回答を見つけ共有する ・自然の中で見たもの、聞いたものに興味を持たせ知識を与える。 ・日々教育記録を付ける。 ・子供の集まりは、悪いものを集める会のようになって、あまりよろしくない。 ・よく運動させる。 ・数字を使った遊びから、興味を持たせる。複数のさいころをつかったすごろくなど。 ・親の行動、言動は模範でなければいけない。 ・教育は一日1時間〜2時間でも十分に行える。 ・音楽・美術に触れさせつつまれているくらいがよい。

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2009/10/04

元祖「早期教育」本。早期教育システム「家庭保育園」が掲げるカール・ビッテをはじめとして、西洋史上の天才たちとその早期教育法がふんだんに紹介されている。

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