片目の哲学 の商品レビュー
最初のほうにあった、二つの目で見るほうが一つで見るよりも見えやすくなる、ということでもないよ、と書いているのがいちばんおもしろかった。全体的には、当たり前を疑うってことになるのかね。ありきたりではあるけど。
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2013.9.30市立図書館→絶版につき中古で購入 父親が幼い4人の娘たちにむかって語りかける哲学。 哲学というと難しげだけれど、どういう人であってほしいか、 いかに生きていってほしいか、という願いのこもった文章。 自分の子ども時代をふりかえりつつ、 ユーモラスな実例をあれこれひ...
2013.9.30市立図書館→絶版につき中古で購入 父親が幼い4人の娘たちにむかって語りかける哲学。 哲学というと難しげだけれど、どういう人であってほしいか、 いかに生きていってほしいか、という願いのこもった文章。 自分の子ども時代をふりかえりつつ、 ユーモラスな実例をあれこれひきつつ、 あたたかく、わかりやすく。 引用して覚えておきたい箇所があまりに多い。 20年近く前に文庫に入って、それもすでに絶版らしい。 もったいない。 追悼復刊してほしい。 それか、なだいなだ全集文庫化してほしい。
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たんたんとブラックジョークを織り交ぜながら、ユーモアたっぷりに様々なテーマについて哲学を説く。 理想のおっちゃんですな! 「…、寄せる波を満ち潮だと思い、引いて行く波を引き潮だと思って、一喜一憂していたら、果たしてそれは役に立つのか。 それよりも、遠くにあるあの岩を、ぼんや...
たんたんとブラックジョークを織り交ぜながら、ユーモアたっぷりに様々なテーマについて哲学を説く。 理想のおっちゃんですな! 「…、寄せる波を満ち潮だと思い、引いて行く波を引き潮だと思って、一喜一憂していたら、果たしてそれは役に立つのか。 それよりも、遠くにあるあの岩を、ぼんやり見る」 とても含蓄のある台詞に感動。 これから社会人になって疲れた時には、癒しに読んでみよう。 素敵な一冊だ〜
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