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ハドソン・テーラーの生涯とその秘訣 の商品レビュー

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2018/04/28

中国奥地伝道団を立ち上げたハドソン・テーラーの信仰の回心から始まり、その一生。19世紀の中盤は正に中国(清国)が欧米列強に荒らされた時代。その一方で中国人への救霊の熱い思いから立ち上がったハドソン・テーラーとその信仰に刺激を受けて中国へ渡った人々。ハドソンの神様に委ねた生き方の素...

中国奥地伝道団を立ち上げたハドソン・テーラーの信仰の回心から始まり、その一生。19世紀の中盤は正に中国(清国)が欧米列強に荒らされた時代。その一方で中国人への救霊の熱い思いから立ち上がったハドソン・テーラーとその信仰に刺激を受けて中国へ渡った人々。ハドソンの神様に委ねた生き方の素晴らしさに純粋に今でも感動する。愛する子グレーシーを病気で失った際の「あの子は滅びていません。私はあの子を取りもどしたいとは思いません。他の子供でなく、あの子が取り去られたことを感謝します。あの子はわたしたちの生涯の光ではありましたが…あの子の遺骸ほど完全で美しいものをみたことがないように思います。…」と悲しい中で感謝する夫妻の姿は信じ難い美しい情景である。借金が聖書的でないとの姿勢から正に清貧を貫きつつ、資金欠乏の時、不思議な満たされ方をしてきた逸話も豊富。ロシヤ人貴族がテーラーに捧げるため、5ポンド紙幣を取り出そうとして、誤って50ポンドであったとき、テーラーが指摘して返そうとしたとき、貴族は「いいえ、私は確かに5ポンドのつもりでしたが、神があなたに50ポンドをあげようと思われたに相違ありません。それを返していただくわけにはいきません。」との応答があり、現に資金のため家中の人たちが集まって49ポンドの資金不足のために祈っていた!という話はあまりにも劇的!

Posted byブクログ

2012/03/17

クリスチャンの伝記を読むことは、私たちの信仰生活を地に足をつけたものとします。日常生活で、あるいは困難に陥った時、信仰の先輩たちはどんな祈りをし、神によりたのんだか、何を大切に歩んだか、読む人を励まし、落ち着けます。ハドソン・テーラー(1832-1905)先生は、私たちOMFの教...

クリスチャンの伝記を読むことは、私たちの信仰生活を地に足をつけたものとします。日常生活で、あるいは困難に陥った時、信仰の先輩たちはどんな祈りをし、神によりたのんだか、何を大切に歩んだか、読む人を励まし、落ち着けます。ハドソン・テーラー(1832-1905)先生は、私たちOMFの教会員にとっては特別な人物です。非常に実務家で情熱家。なにより自分の弱さを知り、神との個人的な交わりを大切にし、主により頼んだ人物。1世紀前のイギリス人宣教師ですが、現在の私たちの人生を励まします。「わたしは主に・・・と告げた。すると重荷にあえいでいた私の心に、たちまち平和がみなぎってきたことは言うまでもない」。中国の歴史、宣教のありようもよくわかります。ぜひ読みましょう。ハドソン・テーラーの伝記は、児童用から詳細なものまで各種ありますが、初めて読む方は、『ハドソン・テーラー 信仰の生涯を語る』いのちのことば社出版部訳、いのちのことば社 、1991年 が読みやすいです。(I・A)

Posted byブクログ