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マルタの鷹 の商品レビュー

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2023/07/14

やっと原作を読む。本は「アメリカン・ハードボイルドシリーズ全10巻」のうちの第1巻、ということで表紙もH・ボガードだ。映画は実はあまりおもしろいと思わなかったのだが、原作も途中で放棄してしまいました。解説を読むとハードボイルド物の原点ということらしい。確かに文章からの世界観にはチ...

やっと原作を読む。本は「アメリカン・ハードボイルドシリーズ全10巻」のうちの第1巻、ということで表紙もH・ボガードだ。映画は実はあまりおもしろいと思わなかったのだが、原作も途中で放棄してしまいました。解説を読むとハードボイルド物の原点ということらしい。確かに文章からの世界観にはチャンドラーの世界を感じる。いや逆でチャンドラーの方が後だ。しかし主人公の探偵スペードがどうにも魅力を感じない。これは女性の描き方、接し方によるもののような気がする。相棒マイルズが最初に殺されたところで悲しみもせず?と思ったら、相棒マイルズを嫌いでしかしその妻とは関係している。なんかなあ。 決定的なのは「ズベタ」と出てきた訳文だった。訳者の小鷹信光氏は1936年・昭和11年生まれでこの本の出版時49歳。原語は何なのか。 1930発表 1985.7.30初版 図書館  「アメリカン・ハードボイルドシリーズ1」全10巻

Posted byブクログ