厭世フレーバー の商品レビュー
暗くてむかむかして厭世気分になるような内容で、そこから何か読み取ってよ。っていう小説なんかより、最高にいい。何年か後に、もう一度読みたい。
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リストラされ、ある日突然失踪してしまった父親。 残された家族たちは、それぞれ色んな思いを抱えつつ、 どうしようもない気持ちを何とかしようともがく。 それを 各々の視点から書かれていて 読み進むうちに複雑な家族の事情が少しずつ明かされていく・・・ 次が気になって、どんどん読み進...
リストラされ、ある日突然失踪してしまった父親。 残された家族たちは、それぞれ色んな思いを抱えつつ、 どうしようもない気持ちを何とかしようともがく。 それを 各々の視点から書かれていて 読み進むうちに複雑な家族の事情が少しずつ明かされていく・・・ 次が気になって、どんどん読み進めてしまうし、 なかなか面白かった。 でも・・・解説で角田光代さんが褒めちぎっていた程 凄い感動は無かったかな(苦笑
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リストラされた父親が失踪した家族の小説。 残された次男、長女、長男、妻、祖父の視点から物語は語られる。 一人=一章で展開していくのだが、次の章で前章の謎が明らかになるような、ちょっと巧い構成になっている。 若干バブル世代臭がするものの、ユーモアある文章なので 軽快に読んでいっ...
リストラされた父親が失踪した家族の小説。 残された次男、長女、長男、妻、祖父の視点から物語は語られる。 一人=一章で展開していくのだが、次の章で前章の謎が明らかになるような、ちょっと巧い構成になっている。 若干バブル世代臭がするものの、ユーモアある文章なので 軽快に読んでいったけれども、後半の章で怒涛の展開。 油断してた分、火傷しました。 この著者の前作でも感じましたが、お馬鹿で熱いキャラクターの造形が好ましいですね。 ただ、これも前作同様に最後の展開にパワー不足の感有り。
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FM番組のAVANTIで、目黒考二さんが紹介していた本。 一見、ばらばらに崩壊していくようにみえる家族の物語なのに、確かに読んでいる自分の方に力が沸いて来る。
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家族とは生活の場をともにする個人の集合であり、 それぞれがそれぞれに考えて、 それぞれの都合で生きてますよ、 というお話。 章ごとに家族の一人が一人称で語る形式で、 弟、お姉さん、お兄さん、お母さん、おじいちゃんの順です。 …自分にピンとこなかった時の感想ってどうしてこうも書...
家族とは生活の場をともにする個人の集合であり、 それぞれがそれぞれに考えて、 それぞれの都合で生きてますよ、 というお話。 章ごとに家族の一人が一人称で語る形式で、 弟、お姉さん、お兄さん、お母さん、おじいちゃんの順です。 …自分にピンとこなかった時の感想ってどうしてこうも書きにくいんだろうか。。。 超個人的な読書記録をつけるつもりで書いているのですが、 一応公開している以上、 あんまり人を不快にさせない様 マイナスの言葉はかかないようにしているのです。 が。 自分に合わない本にあった際は本当に難しく。 嘘を書くのも本末転倒だし かと言って嫌いな要素を挙げても誰も嬉しくないという… 好きな本や作家がこき下ろされているのを見ると悲しいですし(たとえそれがどんなに的を射た意見だったとしても) ちなみにこの本はタイミングが合えばきっともっとグッときたとおもうのです。 うん、このくらい言い訳すればもういいかな。 少年少女、老人の一人称のあざとさと、テーマである父の不在の取り上げ方と言うか受け入れ方、各ディテールの放り出し方が私には合いませんでした… 悪口を書くのはなんだか嫌な上に、 自分の批評が公平もしくは公正、論理的に正しい自信がないので、感想おわり。
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父親が失踪して残された家族のそれぞれの立場から語られる物語だが一見暗い内容の話になりそうだが展開はちっとも暗くなく皆がちゃんと現実に折り合いをつけて各々それなりに希望を持って生活しているところが上手く書けている。一気に読めた。この著者の他の本もまた読みたい。
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ありふれているような、そうでないような。 そんな家族を、構成員一人ひとりの目線で切りつける。 鋭いのになめらかなその風景が、何とも独特。
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2010/10/13 読了 家族の絆を描いたものではなく、今の世、作者の時代観を家族に例えてあらわしたもの。
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評価が高い本でした。確かに作家の筆力を感じ、最後まで一気にのめり込んで読みました。ただ最後の展開がちょっと無理があったのではとは思います。三羽さんの他の作品も読んでみようかと思います。
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リルトラ父親が失踪。残された次男、長女、長男、妻、祖父の日々の生活...バラバラだった家族が何故か団結していく。角田光代が解説してたので読んでみたのだが... 次、行ってみよう。
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