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総司 炎の如く の商品レビュー

3.9

25件のお客様レビュー

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2010/05/12

新撰組関連の本を読むと、いつも読後に「切ない」という感情が残ります。 天才的な剣士であり、また局長副長とも距離が近く、幹部の面々とも親しかった彼から見た新撰組。 己の信念に従って、組を脱退した人もいれば、ずっと信じて付いて行った人もいる。傍から見るほど単純な「人斬り集団」なのでは...

新撰組関連の本を読むと、いつも読後に「切ない」という感情が残ります。 天才的な剣士であり、また局長副長とも距離が近く、幹部の面々とも親しかった彼から見た新撰組。 己の信念に従って、組を脱退した人もいれば、ずっと信じて付いて行った人もいる。傍から見るほど単純な「人斬り集団」なのではなく、様々な事情や心情を垣間見る事ができる。 そんな新撰組の一面を感じて、私はもっと彼らが好きになりました。

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2010/05/06

総司の行動の一つ一つがぐっとくる。 そして、歳さんや近藤さん、他の古参のメンバーとの絡みが最高。 予想外に鴨さんとの絡み方もよかったです。 見どころは結核発症後の総司の心情の動き…かなぁ? 武士に憧れて上京した以上、武士として布団の上でどう死にたいか。歳さんや近藤さんとの別れ...

総司の行動の一つ一つがぐっとくる。 そして、歳さんや近藤さん、他の古参のメンバーとの絡みが最高。 予想外に鴨さんとの絡み方もよかったです。 見どころは結核発症後の総司の心情の動き…かなぁ? 武士に憧れて上京した以上、武士として布団の上でどう死にたいか。歳さんや近藤さんとの別れのシーンは読んでて切なくなりました。

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2010/12/19

この方の新撰組もので初めて涙が出ました。普段ひょうひょうとしてる総司だから余計ぐっとくるシーンがあります…。 思えば剣一筋に生きてきた総司が病なんてものにその道を閉ざされるなんて、自害してもおかしくなかったかもしれません。そうしなかったのは仲間の生死を間近でみつめ、自分の生をどう...

この方の新撰組もので初めて涙が出ました。普段ひょうひょうとしてる総司だから余計ぐっとくるシーンがあります…。 思えば剣一筋に生きてきた総司が病なんてものにその道を閉ざされるなんて、自害してもおかしくなかったかもしれません。そうしなかったのは仲間の生死を間近でみつめ、自分の生をどう扱うべきかわかっていたのではないかと思わされました。彼の迎えた最期はおよそ剣士の迎えるそれではなかったかもしれませんが、むしろ彼の強さの証のように思えます。 「闘いますよ、最後まで」 斎藤の一言が「愚かで一途で純粋」な彼らの生き方を物語っています。

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2009/11/12

時代小説特有の読みにくさがなく、やわらかい文章でさらりと読めました。 沖田総司の強さや優しさがしっかり描かれてる気がします。 これもよかったですが、大内美予子さん著の沖田総司や沖田×土方のやり取り、断片的な話などがより好みでした。全体的なお話的流れは秋山さんのが読みやすい。 あ...

時代小説特有の読みにくさがなく、やわらかい文章でさらりと読めました。 沖田総司の強さや優しさがしっかり描かれてる気がします。 これもよかったですが、大内美予子さん著の沖田総司や沖田×土方のやり取り、断片的な話などがより好みでした。全体的なお話的流れは秋山さんのが読みやすい。 あと、何度読んでも池田屋事件で総司が吐血は辛いですね。だって、あと何年も新撰組時代を病もちで過ごすなんて…。というわけで、私は倒れただけで病発覚はもっと後説を支持します。この本には関係ないですが。 なんとなく新撰組にはまりつつあり、NHKのDVDも全巻借り(笑)、本もぼちぼち読み比べてみたいな。いろんな新撰組があっておもしろいです。

Posted byブクログ

2009/10/04

可愛いけど、剣術においては怖い。 久保さんとの友情は嬉しくも悲しくもあった。 山南さんが切腹するあたりは悲しかった。

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