グラニテ の商品レビュー
2018.3.2 読了 一言でいえば、母と娘が 同じ男を好きになり モヤモヤザワザワする話。 母目線、娘目線と 交互に話が進む。 ちょっと 今の私には あまり 興味がない話だった。 軽く読めましたが。
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【あらすじ】 最愛の娘。大切な恋人。二人の出遭いが母を女に変えてゆく…。母43歳、娘17歳。一対一の女と女。親子の衝突、破壊、そして再生の物語。都内でカフェを経営する市ノ瀬万里。夫に先立たれながらも、17歳の一人娘・唯香と穏やかな日々を過ごしていた。年下の恋人と愛娘が出遭うまでは―。 【感想】
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久しぶりにはまり3日で読み終えた。 未亡人の母と娘と恋人とその周りの人たちのお話。 面白かったけれど、母と娘の関係は同じ親としてん〜?と思うところもあった。 まぁ、でも読みやすく面白かった。
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一人の男性を巡って、生々しい母娘の対立で終始するのかと思えば、巣立ちする娘と子離れする母の成長で、読後は寂しい爽やかさ。 周りの男性たちが紳士的でよかった。母と娘って、良い意味でも悪い意味でも「女同士」なんだな。自分が通った思春期の気持ちも、母の子を思う気持ちも両方共感できたので...
一人の男性を巡って、生々しい母娘の対立で終始するのかと思えば、巣立ちする娘と子離れする母の成長で、読後は寂しい爽やかさ。 周りの男性たちが紳士的でよかった。母と娘って、良い意味でも悪い意味でも「女同士」なんだな。自分が通った思春期の気持ちも、母の子を思う気持ちも両方共感できたのでどきどきした。何気ない母の言葉の影響の大きさ。子どもが自分で進んで行ってしまうことへの不安。 でも、思春期特有の怖いもの無しの度胸を発揮する娘には一度かるく痛い目をみてでも、頭を冷やして欲しいと思ったのは、親側により共感してるからかも。
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夫に先立たれた主人公が、娘と若い恋人との関係と仕事の中で、自分を見つめ直していく。中年を超えた女性の、完全に幸せでも完全に不幸でもない、グレーな中にいる心の動きが、とてもみずみずしく描かれている。面白かった。この作者に興味を持ったきっかけとなった一冊。
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はじめての作家さんの本。 当たりでした。 母親と娘の関係にひき込まれました。 母であることと女であること。娘を想う気持ちと恋敵を見る目。母を疎ましく思う気持ちと哀れに思う気持ちへの変化。 心情が伝わってきて、先が気になり一気読みです。
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「グラニテ」とはシャーベット状の氷菓。コース料理の口直しに出てくるものはグラニテという名称だったのか。 夫を亡くした後、手作りケーキのカフェを経営、年下の恋人がいる母親と高校生の娘の話。 一人の男を巡る母娘の話は好きではないが、ドロドロした部分がなく、読みやすかった。 唯川恵の...
「グラニテ」とはシャーベット状の氷菓。コース料理の口直しに出てくるものはグラニテという名称だったのか。 夫を亡くした後、手作りケーキのカフェを経営、年下の恋人がいる母親と高校生の娘の話。 一人の男を巡る母娘の話は好きではないが、ドロドロした部分がなく、読みやすかった。 唯川恵の小説のよう。 娘の身勝手さに腹がたつが、親の気持ちって面倒だなと思う。 (図書館)
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夫を病気で亡くした後、自分の店であるカフェを経営する万里と、娘の唯香。 万里が仕事繋がりで知り合った兼恋人である映画監督の凌駕が次回の映画のヒロインに決めたのは、万里の娘の唯香だった。 開花する才能、湧き出る演技に対する貪欲なほどの目覚め、 いつも自分の傍にいた、傍から離さなかった娘が、 あんなにも美しくなって自分のもとから遠ざかっていくことに戸惑い困惑した、 母と娘の物語。 内容がおいおーいって、ぶっ飛びすぎな気もしたけど、話の持っていき方としては、まあアリなのか的な(何様 グラニテなんて食べたことない!興味を持った)^o^(
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夜中の2時半に目が覚めて、読み始めたらイッキ読み。4時過ぎに読み終わった。美しい母娘の愛と葛藤。無意識に(本当はどっかで意識的)に、まわりの男性に甘えることが出来る女を江古田ちゃんは猛禽類と名付けましたが、この主人公の女性こそが猛禽類!? 永井さんの早世がいまさらながらに悔やまれ...
夜中の2時半に目が覚めて、読み始めたらイッキ読み。4時過ぎに読み終わった。美しい母娘の愛と葛藤。無意識に(本当はどっかで意識的)に、まわりの男性に甘えることが出来る女を江古田ちゃんは猛禽類と名付けましたが、この主人公の女性こそが猛禽類!? 永井さんの早世がいまさらながらに悔やまれます。
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母と娘は、女と女。 自分の人生では考え付かないことだけど、こういう事って、あるのかもしれないと思った。 さくさく読めて、後味さっぱり。 まさにグラニテな感じの作品。
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