PSYCHE の商品レビュー
地の文で嘘をつかれるのは嫌いだけれど、それが事実なのなら嫌いになる必要はない。夢の繰り返しは多分にストレスではあるけれど。
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予備知識も何もなく著作を初めて読んだ。途中まではこの世界を許容できたけど、終盤は辛い。良さが分からないです。
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ラノベと侮るなかれ。墓まで持ってく一冊。不思議なことになぜそしていつこの小説を手にとったのかわからない。ただ文体やら内容やらがひどく自分に合った。それだけ。以降唐辺作品は愛読してます。犬憑きさんは正直イマイチだったけれども。
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- ネタバレ
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まず表紙が気に入ったので借りた。 最初から穏やかに進んで、ラストの怒涛の夢から夢へが好き。 なのに最後の最後が難解。 そのまま受け取っていいのか、でもどれが本物かわからない。 はっとさせるようなオチが欲しかった。 または納得するような描写が欲しかった。 今気が付いたけど、表紙の女の子主人公じゃないじゃん。 でも冬目景さん素晴らしい。
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さあーっ、と読んでいける小説です。 中身があるようなないような、重たいのか軽いのか、まるであらすじだけじゃ分からない。 人々とのぽつぽつとした会話がテンポよく小気味よく発せられていって、自分の吐露がつらつらと述べられていく。 扉絵が度重なるごとに黒く塗りつぶされていってき...
さあーっ、と読んでいける小説です。 中身があるようなないような、重たいのか軽いのか、まるであらすじだけじゃ分からない。 人々とのぽつぽつとした会話がテンポよく小気味よく発せられていって、自分の吐露がつらつらと述べられていく。 扉絵が度重なるごとに黒く塗りつぶされていってきびが悪くなっていく。 表紙のカバーイラストがかけらもない。扉絵に騙された!という人もいるのではないでしょうか。 くるっていくさくひん、だと書いている人が多いですが、くるっているかどうかなんて人によって違いますし、くるっていくさまがそのとおりかどうか読んでお試しあれ、です。
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ふわふわした話。 なにが現でなにが夢で。自分が誰で世界がどれで。きっと私たちはこれらを確かめるすべを持たない。そういった世界観を凝縮したような話。 特別面白いと感じたわけではないが、何か惹きつけられる。今日はもう読むのやめようと思ったけど気になって読み進めて…それを繰り返し、気が...
ふわふわした話。 なにが現でなにが夢で。自分が誰で世界がどれで。きっと私たちはこれらを確かめるすべを持たない。そういった世界観を凝縮したような話。 特別面白いと感じたわけではないが、何か惹きつけられる。今日はもう読むのやめようと思ったけど気になって読み進めて…それを繰り返し、気がついたら裏表紙までたどり着いていた。
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唐辺葉介さんの作品。この人が描く一人称小説は大好きです。 淡々と、静かに狂っていく描写がとても巧いなと感じました。初めはそれほどでもないけれど、後半になるにつれ扉絵が気味悪くなっていく様子はもう異常としか。 冬目景さんのカバーイラストが綺麗で素敵です。
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淡々と狂っていく物語 狂っていく描写が秀逸 正気の狂気との境界が曖昧 狂気に浸されていく感覚を正気に認識している描写が怖ろしい 全てがゆらゆらと揺れていて、夢か現かぼやけた感覚 静かに淡々と狂っていく様子は読む者さえもそこに引き込んでいく 精神的に危うい時に読むのは注意 読...
淡々と狂っていく物語 狂っていく描写が秀逸 正気の狂気との境界が曖昧 狂気に浸されていく感覚を正気に認識している描写が怖ろしい 全てがゆらゆらと揺れていて、夢か現かぼやけた感覚 静かに淡々と狂っていく様子は読む者さえもそこに引き込んでいく 精神的に危うい時に読むのは注意 読んでいて不安になってくる話
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瀬戸口何とかさん好きなら読んで損は無いです。 後味の悪さもさながら、主人公が徐々に狂って行く過程はさすがだと。 ラノベの定義が曖昧なのですが、これは結構抽象的な表現がそれを画すかと。
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思春期特有の青さ、主観で塗りつぶされていく世界とその終わり。描こうとしたものがこぼれ落ちていくラストが好きです。評価が割れやすい作品のようですが、子供の頃に「自分がいなくなっても世界は動いているのだろうか?」と悩んだことがある人は受け入れやすいのではないかと自分は思います。
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