逆まわりの世界 の商品レビュー
【要約】 ・ 【ノート】 ・高校以来、久々に再読したが、ほとんど覚えていない。今読むと、何かリアルで重い感じがした。
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「時間の流れが逆になったら」を、割と細かく条件付けしてみたよという小説。 人間だけ(?)時間の流れる向きが変わり、死者はよみがえり、生きているものは若くなるという世界。そこで過去に死んだ、宗教の教祖の死体を手に入れて一儲けしたい人々と、その生き返った教祖を手に入れたい宗教団体。...
「時間の流れが逆になったら」を、割と細かく条件付けしてみたよという小説。 人間だけ(?)時間の流れる向きが変わり、死者はよみがえり、生きているものは若くなるという世界。そこで過去に死んだ、宗教の教祖の死体を手に入れて一儲けしたい人々と、その生き返った教祖を手に入れたい宗教団体。 こう書くと、なんともダイナミックで、アクション満載な感じ(実際アクション的要素が多め)だが、全体に「シャレで書いてみました」という要素が多いので、まじめに読んでいいのかどうか悩む。 設定も雑なのか細かいのかわかりにくく、「逆回り」という割には1日1日は正方向の時間の流れだったりするし、そのくせ食べ物は「戻し」、タバコは吸うほど長くなる。 出会った時に「さようなら」、別れるときに「こんにちは」、"S**t" のかわりに「フード(food)」など、変に細かいのか雑なのか、シャレのつもりなのか訳が悪いのかわからない。 そう、訳文は非常にお粗末な部類で、続いている文章の前後が合わなかったり、男性が喋っているのか女性が喋っているのかわからないなんていうことが多々見られる。それだけで☆2つは減らしたい。 ストーリーは非常にシンプルだが、元の文が悪いのか訳が悪いのかわからないけれども、ディックでわざわざこれを選ばなくてもいいんじゃない?という作品である。
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分かりにくく、作者の生活考えを知りたいマニア向け 表紙 4点辰巳 四郎 展開 6点1967年著作 文章 4点 内容 565点 合計 579点
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