アニメ・マンガ・戦争 の商品レビュー
アニメーターでマンガ家の安彦良和の対談集。職業柄、職人気質で寡黙かと思ったら、安彦さん、よくしゃべる。さすが元左翼。最後の大塚英志との対談は、ほとんどケンカだった。
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対談相手が多岐にわたり、それでいて偏っていて面白い。 安彦氏自身にとっては前半のガンダムの安彦氏としての対談集よりも後半の方が重要なのだろう。 永野護氏との対談があまりにも短くほとんど対談になっていないのが残念。
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アニメのポスターなのにアニメ的なセル塗りではなくて、 本来、絵というものは光の反射で、色がきまるんだ、と理解した体験をもたらしてくれたのが、ガンダム劇場用のポスターでした。 漫画家業主体になられた以後はどうも革命家やそれに類する人をテーマにした作品が多くて、 もともとこういう人...
アニメのポスターなのにアニメ的なセル塗りではなくて、 本来、絵というものは光の反射で、色がきまるんだ、と理解した体験をもたらしてくれたのが、ガンダム劇場用のポスターでした。 漫画家業主体になられた以後はどうも革命家やそれに類する人をテーマにした作品が多くて、 もともとこういう人だったんだなあと納得したのが本書。 60年代の学生運動をブームじゃなく真剣に考えて生きた人ってのは、やっぱずっとかわらないんだなぁと思いました。 後半のテーマはそういうものですが、基本、当時のアニメ業界や最近の漫画家として長く活躍していくことについても、感嘆する対談も多くあります。
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対談集を読んで、萩尾望都というのは、やっぱり天才だなぁと改めて思いました。 メッセージを伝えるために、いろいろな層へ伝わるように、何重も何重も仕組みをつくっておくという。それは、自分がそれぞれの層を想像して、理解しておかなければならないということです。 しかし、安彦さんって、か...
対談集を読んで、萩尾望都というのは、やっぱり天才だなぁと改めて思いました。 メッセージを伝えるために、いろいろな層へ伝わるように、何重も何重も仕組みをつくっておくという。それは、自分がそれぞれの層を想像して、理解しておかなければならないということです。 しかし、安彦さんって、かなりこの世界では、重鎮なお年だと思うのですが、それでも、まだいっぱい野望をもって、落ち着きたくなあなぁと思っておられることがよくわかります。 だから、大塚英志との元気いっぱいの(けんか)対談も、それほど悪い感じではないです。 しかし、大塚さん、最近、誰にでもかみついてないか?前から、それが芸風か?
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ガンダムであまりにも有名なので、それだけかと思われがちだけど、最高傑作は逆にそれ以外で、「アリオン」「ナムジ」「神武」そして「虹色のトロツキー」。 意気でかっこ良く元気になる作風は、私が電車の中で読んでいると、隣の女子高生が一緒になって見たりしたことがありました。(あの読ませて...
ガンダムであまりにも有名なので、それだけかと思われがちだけど、最高傑作は逆にそれ以外で、「アリオン」「ナムジ」「神武」そして「虹色のトロツキー」。 意気でかっこ良く元気になる作風は、私が電車の中で読んでいると、隣の女子高生が一緒になって見たりしたことがありました。(あの読ませてもらっていいですか、何か気になる絵ですねとか言って)なのに超絶的。
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