くろふね の商品レビュー
歴史の表舞台に登場する人々は大物として注目されるが、 ここには、舞台裏の人々の姿が生き生きと描かれる。 黒船との交渉にあたった一役人の機転や、交渉過程で右往左往する人々の姿に接すると、このような混乱の中で明治時代に突入していったのだなぁと改めて実感が湧いてくる。
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黒船が来航した時代の変わり目に、ひとりの日本男児がどう生きたのか。筋を通すこと、家族との関係、中間管理職としての役割、そして技術者としての好奇心、いろいろ考えさせられました。
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昨年読んだ本の数々で、幕末の政権交代が おきた世情が理解できてきました それらのことがなければ、この本の面白さ は半減したかも(笑) 浦賀奉行所でまことの武士らしく、しかも 新しき文化を積極的に自家薬籠中のものに した努力家の主人公をおいたことで、新し い幕末の世界が! 勝海舟は...
昨年読んだ本の数々で、幕末の政権交代が おきた世情が理解できてきました それらのことがなければ、この本の面白さ は半減したかも(笑) 浦賀奉行所でまことの武士らしく、しかも 新しき文化を積極的に自家薬籠中のものに した努力家の主人公をおいたことで、新し い幕末の世界が! 勝海舟は胡散臭い・・・そんな作品が好きです
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図書館で借りてきた。2008年10月26日読了。 浦賀奉行所与力、ペリー艦隊との最初の交渉に当たった男、日本最初の洋式船を建造。 最後は息子2人と五稜郭戦で散ったラストサムライ。 ジンときました。
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