トルコ狂乱 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
トルコ独立戦争の800ページにも及ぶ歴史小説。この鈍器のような本はトルコで300万部以上売れたベストセラー。凶器が出回っているという感想。 あと、やっぱりイギリス、サイテーだなって思う本。 申し訳ありません。初読では全部読み切れませんでした。いつかきっと…
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お固いタイトルに、分厚くでかいその姿。どんな社会派かと思ったらばなんてことない、革命とゆかいな仲間たち…。 登場おっちゃんたちの、かわいいことかわいいこと!もー、かわいいが行きすぎて脳内で登場人物がネコになっていたよ…。 「もぐもぐと反駁した」のシーン、言い訳しようとして鼻口部...
お固いタイトルに、分厚くでかいその姿。どんな社会派かと思ったらばなんてことない、革命とゆかいな仲間たち…。 登場おっちゃんたちの、かわいいことかわいいこと!もー、かわいいが行きすぎて脳内で登場人物がネコになっていたよ…。 「もぐもぐと反駁した」のシーン、言い訳しようとして鼻口部が動く様を想像してノックアウト。誤字じゃなけりゃすげぇ計算高さだと思う。 トルコ狂乱の大将は「ヤバイくらいすごいお方」のポジションなので、あんまりしゃべるシーンがないし、第三者からの視点ばかりでちょっと枠外の人です。が、みんなが愛するお父さん!と言わんばかりに掲載されてる写真がカッコイイのばっかりで、うっかり惚れそうです。 個人的に。 出版社にもネット関係にも在庫がなくて、オクの三倍価格はさすがに出せなくて一度はあきらめたのですが。一度は忘れたものの、だいぶたって年末の仕事が辛いときに「この辛いの終わったら手に入るんだー!」と思ったらば、ホントに偶然にほぼ定価で巡り会うことがでという、そんな理由で私にとって思い出深い一冊。
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何と、注以外で808ページに及ぶ大作。重くて重くて、読むの大変だったー!そして参考文献の量と質が半端じゃなくて驚きました。 登場人物の写真も沢山載ってるから、親しみがわきます。 「戦記」に近いのに、所々笑えるエピソードがあって…「分かる分かる!」と受けていました。女性たちもカッ...
何と、注以外で808ページに及ぶ大作。重くて重くて、読むの大変だったー!そして参考文献の量と質が半端じゃなくて驚きました。 登場人物の写真も沢山載ってるから、親しみがわきます。 「戦記」に近いのに、所々笑えるエピソードがあって…「分かる分かる!」と受けていました。女性たちもカッコいい! ただやはりギリシア、アルメニア贔屓の方には内容的に辛いと思う。 そして大変残念なのは誤字と脱字の逆(余計な字が入ってる)が多いこと。どうみても「結婚」のところに「結構」と入ってたのには唖然。名前も「あれ?」って箇所があって、 只でさえ登場人物多過ぎて覚えられないのに、余計混乱してしまいました。 あと地名の連呼も辛い。何度も訪土してても位置関係が分からなくなりましたよ…。 でもこれまで「トルコの」独立戦争だと捉えていたものが、当時の被植民地の人々にとっても、精神的な「独立」だったのだと気づかされました。こうした新しい視点を持てたことが収穫です。 余談:哀しいことに、読んでいて現在の“戦地”報告の背景と 重なってしまうのにも驚いています。 時々どっちの文章を読んでいるのか分からなくなりましたから。 人間って、全然進歩してない? [10.01.03読了]
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トルコV.S.ギリシャ戦争の全貌。 トルコがいかにして自軍の2倍の軍勢に勝利したかが書かれている。 たぶんスパロボとか好きな人なら読んでて燃えるだろう。 ただ、800ページくらいあるので超重い。
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