マキノノゾミ(Ⅰ) の商品レビュー
昭和初期の東京・本郷が舞台。 理化学研究所の若き原子物理学者・友田は、東大野球部の学生や新劇の俳優、ダンスホールのピアノ弾き、うさんくさい女性など、風変わりな住人が集まる下宿屋「平和館」に住んでいる。 コミカルに描き出される彼らの日常にも、戦争が次第に影を落としてくる。 ...
昭和初期の東京・本郷が舞台。 理化学研究所の若き原子物理学者・友田は、東大野球部の学生や新劇の俳優、ダンスホールのピアノ弾き、うさんくさい女性など、風変わりな住人が集まる下宿屋「平和館」に住んでいる。 コミカルに描き出される彼らの日常にも、戦争が次第に影を落としてくる。 脇を固めるピアノ弾きと新劇俳優の存在がおもしろかった。 第一幕と第二幕の友田の変化もよかった。
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マキノさんの書かれるお話が好みど真ん中で大好きである。 実際の舞台は見てないんですが、見てみたいなあ。 最後ちょっと泣ける。この按配も大好きだ。
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