ほまれ の商品レビュー
W杯で日本が優勝したのも昔話になりつつありますが、 その頃の日本代表キャプテン、澤穂希さんによる 半生を綴った自伝。 この本が出たタイミングでは、まだW杯優勝もしておらず、 本人もまさか優勝できるとまでは 感じてなかったかのような印象すら受けます。 それくらい、澤さんを中心に日...
W杯で日本が優勝したのも昔話になりつつありますが、 その頃の日本代表キャプテン、澤穂希さんによる 半生を綴った自伝。 この本が出たタイミングでは、まだW杯優勝もしておらず、 本人もまさか優勝できるとまでは 感じてなかったかのような印象すら受けます。 それくらい、澤さんを中心に日本の女子サッカーが 進化していったのが彼女の自伝を通じて理解できます。 自分はあまり知らなかったのですが、 彼女が若い頃は女子チームの消滅などもあり、 彼女自身も色々な苦労があった様子で、 アメリカへの挑戦も決して簡単なものではなかったことが 本を通じて伝わってきます。 それにしても中学生からプロとは、 凄すぎます。。澤選手、やっぱり天才だわさ。。
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チームのために、じぶんのために、 どんなに高い壁が立ちはだかっても、 それを必ず乗り越える。 なでしこジャパンのキャプテンとして、 日本女子サッカーを根底から変えた人。 『夢は見るものではなく叶えるもの』 今しかできないことに夢中になろう
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たまたま図書館で借りた本。 正直サッカーにそれほど興味は無いのだけれど、メジャーでない頃から世界一になるまでを経験している彼女の自叙伝を読むことで、日本女子サッカー界の潮流も少しだけわかって面白かった。 読んで思った、澤さんがすごいところは以下。 ・小さい頃から成功体験をもって...
たまたま図書館で借りた本。 正直サッカーにそれほど興味は無いのだけれど、メジャーでない頃から世界一になるまでを経験している彼女の自叙伝を読むことで、日本女子サッカー界の潮流も少しだけわかって面白かった。 読んで思った、澤さんがすごいところは以下。 ・小さい頃から成功体験をもっている ・成功体験にも由来する、サッカーが好きという思い、そして好きなもののために努力を惜しまない姿勢 ・上記姿勢からくる、自然なカリスマ性 成功体験といっても何もすごいことではない。初めてボールを蹴ったときにゴールに入った、というところから彼女のストーリーは始まっているけど、言ってみればただそれだけのこと。 ちょっと何かが上手くいったことなんて誰にでもある。大事なのは、そういう体験を自分の糧にして、以降の努力につなげられるかということだろう。 もちろんフィジカルにも突出した才能のある選手なんだと思うけど、その姿勢があるというのが、実は何よりもすごい才能なんじゃないかなあと思う。 又聞きだけど、今(2013/7)流行りの林修先生(今でしょ!の人)がテレビで「姿勢をよくすることが大事」と言ってたらしい。 そこで言ってた姿勢というのは背筋を伸ばすとかそういう意味かもだけど、何となくわかる気がする。姿勢とか、なにかに向かう様子とか、そういうノンヴァーバル(非言語)の部分こそが人を動かすのだ。 澤さんのカリスマ性というのは、そこにあるんじゃないかなあと勝手に思う。 自分にカリスマ性や才能は全くないけど、せめて好きで学んでいるものについては、きちんとした姿勢で取り組みたい。 そして、少しずつでも成功体験 — 昨日より上手くなったかも、とか、わかったかも、というレベルのものであっても — を積み上げていきたい、そんなことを感じた本でした。
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2008年の北京五輪前の本。この後、女子W杯も勝ち取ることになるが、それが彼女の15歳での代表入りからいかに遠い道のりを経て努力を重ねてきたか、ということが読み取れる内容になっている。
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ホームページに感想を書きました。 「今年の8月にはまたカバー差し替えで!!」 http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage133.htm
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澤選手の周りには、いつも素敵な仲間、母親、恩師たちがいた。それは、心からサッカーを愛しサッカーだけに打ち込み負けず嫌い精神で歩み続ける澤の姿があったからだろう。小さい頃から、今後十年以上日本を引っ張っていく逸材と言われ、その通り第一人者として日本女子サッカーを引っ張ってきた澤。ワ...
澤選手の周りには、いつも素敵な仲間、母親、恩師たちがいた。それは、心からサッカーを愛しサッカーだけに打ち込み負けず嫌い精神で歩み続ける澤の姿があったからだろう。小さい頃から、今後十年以上日本を引っ張っていく逸材と言われ、その通り第一人者として日本女子サッカーを引っ張ってきた澤。ワールドカップに続き、悲願のオリンピックメダル獲得を是非実現してもらいたい。
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14歳で代表入りして以来、日本女子サッカー界を牽引してきた澤穂希の選手として人間として、女性アスリートとしての歩みをはじめて自身の文章で語ったものです。 彼女という存在に興味があったので読みました。 正直に申し上げて、僕はサッカーそのものにはあまり興味がありません。「なでしこジ...
14歳で代表入りして以来、日本女子サッカー界を牽引してきた澤穂希の選手として人間として、女性アスリートとしての歩みをはじめて自身の文章で語ったものです。 彼女という存在に興味があったので読みました。 正直に申し上げて、僕はサッカーそのものにはあまり興味がありません。「なでしこジャパン」の彼女たちが一躍脚光を浴びた試合も翌朝スポーツニュースを見て結果を知ったぐらいでしたから。しかし、日の丸の旗を身にまとい、フィールドをかける彼女の後姿を写した写真をNumber誌で見て、それで彼女という人間に興味を持ったので、この本を読んでみる事にしました。おそらく、彼女の経歴に関しては僕なんかよりも皆さんのほうが詳しいのかもしれません。 一読して思ったことは、彼女は幼い頃からサッカー一直線で、大学に進学してから学業を取るか?サッカーを取るかという選択肢があったときに、サッカーを選び、若干20歳で単身渡米をし最初は言葉や生活習慣の壁に悩まされながらもグラウンドでのプレーを通して乗り越えていく姿に感銘を受けました。さらに、試合中で後に手術をしなければならなくなるような怪我をしたときにも、選手生命の危機になるような怪我を押して、果敢にフィールドに立ったという話も自分が彼女の立場だったら絶対にたたないだろうな、と思うだけに、彼女のサッカーにかける執念を感じるものでした。 以前、女子サッカーのクラブチームで活躍する16歳の女の子を特集したテレビ番組を見たことがありますが彼女たちのどこかに『私が未来の澤穂希になるんだ!』という思いがあるのかどうかはわかりませんが、彼女の存在が今まであまり日のあたることのなかった『女子プロサッカー』に一筋の光明をもたらしたことはいうまでもないことだと思いますので、これはぜひ、一読をしていただけるとありがたく思います。
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史上初となる2011年度「FIFA最優秀選手賞(FIFAバロンドール)」を受賞させた穂希さん。 1978年お米が不作でお米がいっぱい採れますようにとの願いで命名されたそうです。 6歳の時初めて蹴ったサッカーボールがゴールした瞬間がきっかけとなりサッカーの虜になられ、 座右の銘は...
史上初となる2011年度「FIFA最優秀選手賞(FIFAバロンドール)」を受賞させた穂希さん。 1978年お米が不作でお米がいっぱい採れますようにとの願いで命名されたそうです。 6歳の時初めて蹴ったサッカーボールがゴールした瞬間がきっかけとなりサッカーの虜になられ、 座右の銘は「夢は見るものではなく叶えるもの」の通りFIFA女子ワールドカップ2011年ドイツ大会優勝を実現された、そんな彼女は、凄いとしか言葉がでない。 勿論、逃げ出したくなるほど苦しい思いをするときも自分で見つけた大好きなことだから、サッカーをやめようと思ったことは一度もない。 とことんやりとおさないと結果は出ないと強気だが、やはり陰で「チャンスの波に乗りなさい」といつもお母様の後押しがあったからこそだとも思わさせてもらった。 監督、コーチをはじめ先輩や後輩や周囲の方々から慕われていた彼女の性格も素敵で、沢山の皆さんからのお言葉からよくわかる。 この人こそ間違いなく日本代表のエースでありアスリートなんだと感動をいっぱい頂いた。
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澤穂希の半生記。終章で「いつか世界の一番になる日を夢見て」との見出しが書かれている。大概の選手が軽々しく口にして、普通は夢で終わる事がほんとになっちゃったよ…。バロンドールを日本人が取るなんて。キャプテン翼を地で行っている。まるでマンガの世界だボールはともだちんこ。 (続きはブロ...
澤穂希の半生記。終章で「いつか世界の一番になる日を夢見て」との見出しが書かれている。大概の選手が軽々しく口にして、普通は夢で終わる事がほんとになっちゃったよ…。バロンドールを日本人が取るなんて。キャプテン翼を地で行っている。まるでマンガの世界だボールはともだちんこ。 (続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/201201/article_8.html
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