いつか見た夢を の商品レビュー

スーザン・エリザベスフィリップス【著】,宮崎槙【訳】

2023/02/11

周囲の人間がすべて幸せになるラストが素晴らしいわ。
ユーモアも利いてるし読んでてにやにや。
いや～こんな恋愛理想や！！
恋愛小説好きなら絶対読んで欲しい。
https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11355083623.html

2022/10/12

このタイトルではどんな話か全然わからないですよねえ。
とはいえ、この作品は一言で表すの、難しい！

アメリカンフットボールの選手の恋を描いたシリーズの一つらしい。
今回のヒロインは、画家のブルー。
個性的でさわやかで、やや変わっている、彼女にすごく魅力があるのです。

お相手はアメフトのスター選手ディーン。
アメフトの有名選手というのは地位も名誉も収入も体力も根性も？並外れたエリートらしいですね。
こっちは、アメフトと聞いてもあまりピンと来ないのだが…
この作品内では試合などは出てこないから余計に。

十分に活躍してきたが内心やや行き詰まりを感じていたディーン。
田舎に農場を買って改装を頼み、それを気分転換にしようと車を飛ばしていました。
たまたま失恋したて、というキュートな画家のブルーとおかしな出会いをして、道連れになります。
婚約者のふりをして同居、というなりゆきに（笑）

ディーンとは離れていた実母が実はその家にいて、年の離れた異母妹のライリーも転がり込んでくる。
自らの家族と久しぶりに向き合うディーン。一見すべてに恵まれ颯爽としているが、整理できないでいた気持ちもあったのだ、
ブルーはそんな彼らと次第に親しくなってゆく。
実は変わった育ち方と芸術家気質のため各地を転々としていたのだが…
日頃から華やかな美女に囲まれてきたディーンにとっては初めて出会った個性？これが、得難い相手となっていくのですね。
甘いロマンスがメインというより、家族関係やそれぞれのキャラの描き方が素敵なのです。
印象的な作品で読後感に満足がありました☆

追記：
チェックしていたら、いつの間にか記事が消えていました！
おそらく自分で間違えて削除してしまったということかと…
前に見ていただいてた方、申し訳ありません！
いいね、が消えてしまいました…

2010/08/12

図書館の本

内容（「BOOK」データベースより）
恋人に振られたあげくに一文無しの画家ブルーが、ひょんなことから出逢ったのは、オフシーズンを過ごすアメフトのスター選手ディーン。なりゆきから婚約者役としてディーンの所有する農場に滞在することになったブルーは、やがて彼とふざけ合いながらも熱い関係を持つようになる。ある過去から、ブルーは次第にディーンに惹かれていく自分に不安を抱きはじめるが、その後彼の家族との奇妙な共同生活が始まると、二人の恋も思わぬ方向へ…。ユーモア溢れる傑作ラブロマンス。

シカゴスターズの最終話。
前回若手のクォーターバックとして登場していたディーンの物語。
ディーンもブルーも「愛される」ことに慣れてなくて「愛すること」が苦手なのに、自分たちでは自覚がないからいろいろめんどうなことになる。
フィリップスはティーンエイジャーの女の子をうまく書くなぁとライリーを見ていても思う。いつかどこかでライリーの物語がありそうな気もするけど。。。。歌えることで愛情を得てもしょうがないと11歳で知ってしまうのも哀れ。
ニタとの関係を築けたブルーは幸せだと思う。だから絵もかける。
ニタはつくずく損な性格だけどどこか憎めなくなってくる。
キャロラインとジャックのストーリーも素敵でした。

Natural Born Charmer by Suzan Elizabeth Phillips

2010/03/30

　スーパーイケメン（NFL選手）と名もなき画家。
ただのラブストーリーじゃなくて、家族やお互いの弱さを克服しようというところがよい。

　NFL選手ものばっかり書いてると思ってたら、シリーズだったみたい。

2009/11/13

SEPの作品は、どれも好きです！
ディーンの異母妹ライリーもとても可愛いくて
一気読みでした〜。

2009/10/04

恋人に振られたあげくに一文無しの画家ブルーが、ひょんなことから出逢ったのは、オフシーズンを過ごすアメフトのスター選手ディーン。なりゆきから婚約者役としてディーンの所有する農場に滞在することになったブルーは、やがて彼とふざけ合いながらも熱い関係を持つようになる。ある過去から、ブルーは次第にディーンに惹かれていく自分に不安を抱きはじめるが、その後彼の家族との奇妙な共同生活が始まると、二人の恋も思わぬ方向へ……。ユーモア溢れる傑作ラブロマンス!
〈シカゴスターズ〉シリーズ、待望の完結篇!

ヒーローとヒロインの恋模様よりも、それぞれが家族に抱えている葛藤や屈託に重きを置かれているよう。心に秘めている思いを、それぞれが認識し解決していく様子が丁寧に書かれていてグッとくる。ヒーローの母親や異母妹の存在など、個性的で悩み多き人々がきっちりと脇でいい仕事をしてる。ただヒーローのヒロインに対する独善的な態度はいかがなものかと。自分自身には甘いのに、ヒロインには冷たいのは自己中な感じ。