危機管理のノウハウ(2) の商品レビュー
第二巻では、第一巻以上に具体的な事例を活写しながら、危機管理のありかたを解説しています。 とくに、1967年に起こったマカオ事件や香港暴動と、イギリス、中国、ポルトガルの各国が採った対応についての詳しい分析がおこなわれています。国際関係のなかでの危機管理という問題は、多くの読者...
第二巻では、第一巻以上に具体的な事例を活写しながら、危機管理のありかたを解説しています。 とくに、1967年に起こったマカオ事件や香港暴動と、イギリス、中国、ポルトガルの各国が採った対応についての詳しい分析がおこなわれています。国際関係のなかでの危機管理という問題は、多くの読者にとっては直接的には無縁なのでしょうが、それでも著者の分析自体はたいへん興味深く読むことができました。
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危機管理のノウハウPART1が基本編ならば、このPART2は実戦編。危機における対処は人と情報とロジスティックであるときちんと教えてくれる本。そして、著者の香港滞在記が実例として紹介されていて、ベトナム戦争と文化大革命という歴史ドラマの中で香港がどう動いたのかという『香港への序...
危機管理のノウハウPART1が基本編ならば、このPART2は実戦編。危機における対処は人と情報とロジスティックであるときちんと教えてくれる本。そして、著者の香港滞在記が実例として紹介されていて、ベトナム戦争と文化大革命という歴史ドラマの中で香港がどう動いたのかという『香港への序曲』は歴史をしる者ならばきっと堪能できるでしょう。
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中国と香港・マカオを巡っての70年代の英国・ポルトガルの対応の巧拙を中心にいかに危機に対応していくかについて力説。PART1に比べ、あまり有名な場面が少ないだけに、やや面白みが欠けるきらいがありました。
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すっかりときはミレニアムなのですけれども、いやもうすっか2006年も8月なのですが、いつの時代も予測は困難であることは多く、無能のリーダーは存在し、あるいはそのために無能というカッコよくも当事者たちを悩ませる美学にも似たロマンとか戦いがあるのかも知れません。
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