私は闘う の商品レビュー
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最近、政治家の回顧録的なモノを読んでいる。 90年代から00年代に活躍して政界の狙撃手と呼ばれ、村山から橋本、小渕、森の政権まで中枢を歩んだ政治家。
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地方議員から大臣になった著者が、どんな判断をし、何を考えていたかを綴る半自叙伝です。出版当時の1996年の第一次橋本内閣発足頃までの話で、今や二昔前という感じです。村山内閣での国家公安委員長としてのオウム事件対処、同時期に自治大臣として阪神・淡路大震災対処、また小沢一郎氏や大蔵省との戦いについて、また自分の半生を振り返って政治家についての考えを書いています。弱者への溢れるやさしさと敵へ容赦ない攻撃をする非情さの二面性が際立ちます。たたき上げで頭が切れて行動力のある実力者をかっこいいと捉える傾向が私にはあるのですが、そこにヒットするらしく筆者に対して肯定バイアスが働きます。
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購入時、感動して何回も読み返した。私と政治思想や信条は異なる筆者ではあるが、それをこえて、人としての立ち位置、社会で生きるにおいて大事なこととは何か等、いろいろなことに気づかされる本である。若い方にも是非読んでもらいたいと思う。
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