永遠の三人 の商品レビュー
事件に関わる人たちの心情が細かく書かれてあって読むのに時間がかかったけど、誤解なく理解できたと思う。 大人から見た高校生への目線や進展しないストーリー、他人と比べがちな高校生がリアル。
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絶妙にイヤな感じの青春小説。皆が皆少しずつエゴイストな生々しさ。なかなか面白い。 しかしなんだろう? スゴく読みづらい。訳に違和感あり。違和感乗り越て慣れるとスルンと没頭出来るんだけど。読み始めるたびなんで結構ツライ。 他の訳者の作品も読んでみないと。
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キャット、ペリ、ジョージー、は幼い頃より仲のよい3人組だった。ある日、ペリがキャットとジョージーを銃で撃ち、キャットは死亡ジョージは足に重傷を負った。そしてペリは自分の顔を撃ち意識不明の重体となった。一人目撃者のジョージーの話は微妙につじつまの合わない点があり、何かを隠しているよ...
キャット、ペリ、ジョージー、は幼い頃より仲のよい3人組だった。ある日、ペリがキャットとジョージーを銃で撃ち、キャットは死亡ジョージは足に重傷を負った。そしてペリは自分の顔を撃ち意識不明の重体となった。一人目撃者のジョージーの話は微妙につじつまの合わない点があり、何かを隠しているようだが、犠牲者の彼女が何を隠す必要があるのか解らない。 犯人ははっきりしているし、さらなる殺人が起こるわけでもなく、話は大きな起伏があるわけでもなく淡々と進む。それでも、一体何が起こったのか、彼女たちの細かいエピソードを織り交ぜることによって、その事件の全体像の予想が変わっていく。 ジョージーの口によって語られる結末は、正直言って予想外だった。が、十分に納得のいくものでもあった。
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ボルチモア郡警察の部長刑事レンハートと刑事インファンテが登場するシリーズの2冊目。2005年の作品。2008年8月翻訳発行。 グレンデールを開発したハーティガン家の一人娘キャットが撃たれる。グレンデール高校で起きた銃撃事件は、仲の良かった少女達の確執故か? 綺麗で気だての良いキャ...
ボルチモア郡警察の部長刑事レンハートと刑事インファンテが登場するシリーズの2冊目。2005年の作品。2008年8月翻訳発行。 グレンデールを開発したハーティガン家の一人娘キャットが撃たれる。グレンデール高校で起きた銃撃事件は、仲の良かった少女達の確執故か? 綺麗で気だての良いキャット、幼なじみの個性的な演劇少女ペリ・カーンと、途中から友達になったインド系のジョージー・パテル。 唯一の目撃者ジョージーは、つじつまの合わない供述をする。 農家の娘イブなど家庭環境の違う子ども達が一緒に通う高校。 卒業生で俳優デビューしたピーターなど、多彩な登場人物を巻き込みながら展開します。 思春期の熱気、大人とは違う視点やこだわりが細やかに描き出されています。 大人達もある意味個性的でヘンな奴が多く、あんまり成長しないもんだなあという気も。親の欠点も反映しつつ親がが育てたように育ってしまうんだなと…理想とは違うんだけど。
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