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カイシャデイズ の商品レビュー

3.9

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2023/08/06

高柳さんの人気を妬む江沢リーダーや、仕事ができるけどキャバクラ好きな篠崎さんや、無茶だけど自分のアイデアを押し通す隈元さんがおもしろく愛らしい。

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2022/02/15

熱烈な営業、自分を天才と称して止まないデザイナー、会社の守り神件番人のような経理…などなど、小さな内装一色請負の会社の個性豊かなキャラクターを一章ごとに映し取った短編集。 一人一人、個性が強すぎて、それでいて昭和の雰囲気を残しているとても楽しげな会社。著者の小説はこのようなキャ...

熱烈な営業、自分を天才と称して止まないデザイナー、会社の守り神件番人のような経理…などなど、小さな内装一色請負の会社の個性豊かなキャラクターを一章ごとに映し取った短編集。 一人一人、個性が強すぎて、それでいて昭和の雰囲気を残しているとても楽しげな会社。著者の小説はこのようなキャラクターごとの短編集で最終的に物語が繋がってくるようなものが多いため、とても楽しく読める。

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2017/07/12

久しぶりの再読。 内装工事を請け負う《ココスペース》の面々を入れ替わり主人公にした連作短編集。 営業、工事、設計、総務、社長など色んな視点で会社や仕事を見ているので面白い。 個性派、天才肌、地味クン、社員も色々。 凹組の黒川らしき人もチラッと出てきた。 何かとミスドが出てくるのも...

久しぶりの再読。 内装工事を請け負う《ココスペース》の面々を入れ替わり主人公にした連作短編集。 営業、工事、設計、総務、社長など色んな視点で会社や仕事を見ているので面白い。 個性派、天才肌、地味クン、社員も色々。 凹組の黒川らしき人もチラッと出てきた。 何かとミスドが出てくるのも楽しい。

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2017/04/19

けっこう熱血な営業チーフ、古臭い二枚目顔の施工監理部、掟やぶりのヒラメキ型デザイナー。 彼ら“魔のトライアングル”と同僚たちが織りなす内装会社の愉快でアツい日々のお仕事。

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2015/10/19

以前読んだことのある本を,古本屋で108円で見つけたもの。 店舗の内装を扱う会社「ココスペース」で働く人たちが,社長から新人まで,1章ごとに主役をかえて描かれる。

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2015/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

凸凹デイズに続き、私にとって2作目の山本幸久作品。 ココスペースという内装会社の社員を中心としたオムニバス形式のストーリー。 面白かった。 個性的だったり平凡だったり、各部署のそれぞれの相乗効果で、仕事が楽しくなったりやる気を見出したり、そんなあれこれが楽しい。 サラリーマン、いいじゃない、と言う気持ちになれる本。 読後感も良く、気分爽快。 残りページが少なくなって来てから、読み終わるのがさみしく感じられるほど、ココスペースの世界に浸っちゃいました。 凸凹のクロさん、出てきましたね。嬉しかったです。

Posted byブクログ

2014/02/19

仕事って楽しい、と思える本。 自分からやりたいって思った時の石渡の豹変(?)ぶりがいいです。ハヤブサの名前は伊達じゃないぜ! 高柳チーフも素敵。いや、素敵じゃないのかもしれないけど(キャバクラ大好きおじさんだし)なんでか魅力的。たくさんの部下から慕われてます。 隈元さんの仕事が...

仕事って楽しい、と思える本。 自分からやりたいって思った時の石渡の豹変(?)ぶりがいいです。ハヤブサの名前は伊達じゃないぜ! 高柳チーフも素敵。いや、素敵じゃないのかもしれないけど(キャバクラ大好きおじさんだし)なんでか魅力的。たくさんの部下から慕われてます。 隈元さんの仕事がんばりっぷりもいいです。 なんで仕事するのかな?がんばっても給料だってそんなにあがらない。でもなんだかこんなに頑張ってるみんなを見ると、とってもかっこいいなあ、仕事って楽しいんだなあ、そんな風に思います。 でも、社長の話はちとあんまり…。 そんな社長でいいのか?と思う自分がいました。 いいのかも?

Posted byブクログ

2013/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ある会社を舞台に働いている様々な人を描きます。 それぞれに悩みがあり、大変なんですが どこかほんわかした雰囲気でこんな会社で働いてみたいと思います。

Posted byブクログ

2013/07/18

劇的なことは起きない。でもみんなちょっとずつがんばって成長してて、そしてみんないいキャラ。あいかわらず山本幸久いいなぁー。凸凹デイズの黒川もさらりと登場もうれしい。

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2013/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は断然「床屋さんへ~」派なのだが、男性会社員はこちらを押すものらしい。 勢いにのまれて読んでみた。 確かに、面白い。 ココスペース、という主に店舗の内装を請け負う会社が舞台。営業・デザイン・施工。それぞれの部署からチームを作り、のんびりしながらもプロの仕事を仕上げていく。特に、営業チーフ高柳など、本人目線だとどうしようもない社員なのに、他人の目からは自由奔放で仕事は出来る人間だ、とうつる。 この作者のこれが好きだ。視点を変えると、本人は全くわかっていない良さが見える。 池井戸潤ほどのアツさは苦手、重松清ほど狙った感動も敬遠―そんな方にぴったりの著者。

Posted byブクログ