八十八歳の秋-若月俊一の語る老いと青春- の商品レビュー
係長クラスの会長への問いかけとすれば、恐ろしく踏み込んだものだと思います。尊敬する気持ちあればこそ可能な対談であったのかと。歳を経た成功者にそもそも本音などあるものか?その時の本音など覚えているものかと思いつつ、本人も忘れかけた化石のような本音がいくつかは発掘されているのかもしれ...
係長クラスの会長への問いかけとすれば、恐ろしく踏み込んだものだと思います。尊敬する気持ちあればこそ可能な対談であったのかと。歳を経た成功者にそもそも本音などあるものか?その時の本音など覚えているものかと思いつつ、本人も忘れかけた化石のような本音がいくつかは発掘されているのかもしれない。太宰治との対比は興味深い。引用された農村の高齢女性の覚悟が興味深かった。
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