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恋のルールを忘れたら の商品レビュー

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2009/10/04

大家族で幼いきょうだいの世話に追われて育ったトルーディは、ようやく自由を手に入れて、憧れのニューヨークに降り立った。目標は、誰にも縛られずに刺激的な独身生活を謳歌すること。ところが、そんな彼女を心配した親友はお目付役を連れてきて、新しい生活に慣れるまでの間、彼と行動をともにしろと...

大家族で幼いきょうだいの世話に追われて育ったトルーディは、ようやく自由を手に入れて、憧れのニューヨークに降り立った。目標は、誰にも縛られずに刺激的な独身生活を謳歌すること。ところが、そんな彼女を心配した親友はお目付役を連れてきて、新しい生活に慣れるまでの間、彼と行動をともにしろと言う。堅物のリンクが横にいたら、恋も冒険もできないじゃない!でもよく考えてみると、彼は洗練された都会の男性そのもの。しかも私と同じく、結婚を毛嫌いしているらしい。思いきり大胆な一夜を過ごすなら、理想的な相手だわ―。 親友同士の紹介もの。といっても積極的なのはヒロインの親友のほうで、ヒーローの親友は二人のことについては懐疑的。 とにかく明るいセックス描写。ヒロインは田舎での暮らしから解放されてニューヨークで奔放な生活をしてみたいと思っている。それだけに求めていることに積極的。もし日本なら、あり得ない。北海道の奥地から東京に来たとしても、こんなヒロインのような行動は取らないだろう。けれどヒロインの行動に嫌みがないからいやらしさは感じない。むしろヒーローと一緒にヒロインを楽しめてしまう。 そしていつも引き入れられる側だったヒーローが、ヒロインに演じてみせたこと。グッとヒーローの株が上がった。 「僕をその男たち全員にしてくれ。トルーディー、僕は君が望むどんな男にもなれる。僕には君が必要なんだ。僕が君の相手として通用することを証明させてほしい」 いいじゃん、ヒーロー。

Posted byブクログ