星を見つけた三匹の猫 の商品レビュー
ドイツの元ジャーナリストが1992年に上梓した青少年向け小説です。 障害を持つ3匹の猫と、誰のために光るのか判らない「ちび星」、そして不思議な塔に住む銀色猫、邪悪なネズミの王たちが、お互いに絡み合いながらお話は進展します。 ネズミとの壮絶な戦い、「ちび星」の放浪とその事によ...
ドイツの元ジャーナリストが1992年に上梓した青少年向け小説です。 障害を持つ3匹の猫と、誰のために光るのか判らない「ちび星」、そして不思議な塔に住む銀色猫、邪悪なネズミの王たちが、お互いに絡み合いながらお話は進展します。 ネズミとの壮絶な戦い、「ちび星」の放浪とその事によって巻き起こる災難、銀色猫に語られる不思議な物語、障害を克服する猫の努力、そして最後に猫たちは銀色猫にたどりつきます。 その時、彼ら(銀色猫も含めて)は、自らの役割と個性について理解を得ます。 いろいろな読み方ができる本です。新書1冊だけど、すぐに読めますよ。 原書名:Der Katzenstern 著者:ヨルク・リッター(Ritter, Jörg, 1918-1993) 訳者:鍋谷由有子(1956-)
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片目の野良ネコ、しっぽのちぎれたネコ、肩を痛めたネコ。 3匹のネコの冒険。 2000年に刊行された単行本の新書版。
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3匹の猫とネズミの王との争い、‘ちび星’の物語、それらを銀色猫に話して聞かせる雪フクロウ。それぞれの話は面白いとは思うのだけど、最後のクライマックスが何が何だか。最後の彼女が傲慢な感じがして好きになれない。
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