安部公房全集(012) の商品レビュー
あいだに何冊か挟んだにしても、読み始めてから読了までえらい時間がかかってしまった。 大好きな短編『詩人の生涯』『赤い繭』を戯曲化したものが掲載されているが、やはり小説のほうが段違いでよろしい。 『砂の女』の原型『チチンデラ ヤパナ』(ヤパナは日本、なんだろうな)、何度か文庫で読ん...
あいだに何冊か挟んだにしても、読み始めてから読了までえらい時間がかかってしまった。 大好きな短編『詩人の生涯』『赤い繭』を戯曲化したものが掲載されているが、やはり小説のほうが段違いでよろしい。 『砂の女』の原型『チチンデラ ヤパナ』(ヤパナは日本、なんだろうな)、何度か文庫で読んだ『石の眼』(彼の長編では有名でないけどけっこう好き)等、なかなか充実した巻であった。 しかしこの全集の座談会を読んでいつも思うのだが、この当時の知識人というか文化人というか芸術家の頭のよさには驚嘆させられる。昔の人はすごかったんだなぁ……。 しかしあと28巻か……死ぬまでに読めるのか? そして投稿後に自分の「本棚」を見て気がついたが、おお、なんたることか! 7巻のあとに12巻を読んでしまっているではないか……。8、9、10、11巻と読まなければ。ホントに死ぬまでに読めるのかマジで?
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東松照明. 喜劇性と批評性 奥野健男対談. 石の眼. コーラス隊の精神を!. 事件の背景. 現代演劇論 奥野健男対談. 不偏不党とは何か. 若き芸術家たちの課題 武満徹ほか座談. ゲジゲジのように!. 「石の眼」の安部公房氏. なわ. 海底の骨壷妖気の幽霊船 山下弥三左衛門対談....
東松照明. 喜劇性と批評性 奥野健男対談. 石の眼. コーラス隊の精神を!. 事件の背景. 現代演劇論 奥野健男対談. 不偏不党とは何か. 若き芸術家たちの課題 武満徹ほか座談. ゲジゲジのように!. 「石の眼」の安部公房氏. なわ. 海底の骨壷妖気の幽霊船 山下弥三左衛門対談. 記録・報道・芸術 奥野健男対談. チチンデラヤパナ. 危機について 竹内実ほか座談. あとがき−『現代芸術』創刊号. 煉獄. 石の語る日. 赤い繭. 否定の笑いと解放の笑い. ジャズについて 秋山邦晴ほか座談. 編集後記−『現代芸術』11月号. 不眠症とテロリスト. 詩人の生涯. 作者のことば−「制服」. 編集後記−『現代芸術』12月号. 音声・声・舞台. 安部公房・初の童話ミュージカル. お化けの島.
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