青春を山に賭けて の商品レビュー
時代が違う部分を含めて楽しめる。インターネットなんて勿論なく、民族固有の文化がまだ薄れていなかった時代のアフリカが特に印象的だった。羨ましさも覚えた。
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人並外れた発想と行動力に圧倒された。専門用語が全部は理解できなかったが、一気に読み終えることができた。
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世界中の五大陸の様子がありありと浮かぶ。山は過酷すぎるので、南米縦断、ちょこっとアイスランド行ってみるとかをしたくなった。パタゴニア行きたい
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日本が誇るレジェンド冒険家植村直己の自伝。 ちょうど氏がグランド・ジョラスをやっつけて南極に行く前の20台後半あたり。そもそも海外への渡航手段が船だったり、労働ビザも無しにアメリカの農場で働いたり、登山以外の部分も面白すぎる。逆に登山のトレーニング内容なんかはほとんど触れられてな...
日本が誇るレジェンド冒険家植村直己の自伝。 ちょうど氏がグランド・ジョラスをやっつけて南極に行く前の20台後半あたり。そもそも海外への渡航手段が船だったり、労働ビザも無しにアメリカの農場で働いたり、登山以外の部分も面白すぎる。逆に登山のトレーニング内容なんかはほとんど触れられてないので、登山の参考書にはならない。 全編通して素直で平易な文章で書かれているし、旅に行くたびに現地の人と仲良くなる氏の人柄がうかがえる本。
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僕は小学生の頃に植村直己さんに会っている。校長先生か誰かの知り合いのつてで、講演に来てくれたのだ。話の内容とかは覚えていないのだけど、すごい冒険家で優しい人だという事は伝わって来た。登山や冒険に心踊った記憶があり、将来は冒険家になろうと夢をみた。 この本を読んで、実際の冒険がどれ...
僕は小学生の頃に植村直己さんに会っている。校長先生か誰かの知り合いのつてで、講演に来てくれたのだ。話の内容とかは覚えていないのだけど、すごい冒険家で優しい人だという事は伝わって来た。登山や冒険に心踊った記憶があり、将来は冒険家になろうと夢をみた。 この本を読んで、実際の冒険がどれほどの大変さなのかが伝わってきた。僕は冒険家にはなれなかったかもしれないが、憧れの冒険を本で感じることが出来た。 追伸、小学生の頃、なおみという名は会うまでは女の人だと思っていた
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冒険家植村直己の伝記。この人は豊岡出身で、部活の大会の時豊岡の植村直己記念で試合をすることがあったので読んでみた。全体的にこの人の行動力に驚かされた。ほぼ無一文で言語の通じないアメリカやフランスで働きながら山登りを目指すのはまさに冒険家。特に単独での登山に拘っていたのは一人でやり...
冒険家植村直己の伝記。この人は豊岡出身で、部活の大会の時豊岡の植村直己記念で試合をすることがあったので読んでみた。全体的にこの人の行動力に驚かされた。ほぼ無一文で言語の通じないアメリカやフランスで働きながら山登りを目指すのはまさに冒険家。特に単独での登山に拘っていたのは一人でやり切るという達成感のためなのだろう。アマゾン川を一人で川下りなんて普通思わない
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日本が誇るレジェンド探検家、植村直己氏の冒険記録。 行動だけ見るとまさに破天荒そのもの。 アマゾン川を、ひとりで、しかも手製のイカダで、下ろうと思わんでしょ。普通…(笑) ただ、常に周りの人、ともに登る仲間だったり、支援してくれる人だったりへの感謝の気持ちを忘れない謙虚さも持って...
日本が誇るレジェンド探検家、植村直己氏の冒険記録。 行動だけ見るとまさに破天荒そのもの。 アマゾン川を、ひとりで、しかも手製のイカダで、下ろうと思わんでしょ。普通…(笑) ただ、常に周りの人、ともに登る仲間だったり、支援してくれる人だったりへの感謝の気持ちを忘れない謙虚さも持っていた植村氏。 大胆さと繊細さを併せ持つ氏の魅力こそ、世界中どこへ行っても愛され、挑戦を応援してもらえ、数々の偉業を成し遂げた原動力だったのだと思う。 半世紀も前の冒険譚だが、まったく色褪せていない。 他の著作も読んでみたい。
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人類史上初めて、五大陸最高峰の踏破を成し遂げた植村直己の手記。読んでいるだけで登山モチベーションが焚き付けられるようなエネルギー量の多い作品だった。 クレバスに落ちた時やエベレスト南壁を攻略する過程など登山そのものの困難さを描く描写も十二分に面白いのだが個人的には単独登山を許され...
人類史上初めて、五大陸最高峰の踏破を成し遂げた植村直己の手記。読んでいるだけで登山モチベーションが焚き付けられるようなエネルギー量の多い作品だった。 クレバスに落ちた時やエベレスト南壁を攻略する過程など登山そのものの困難さを描く描写も十二分に面白いのだが個人的には単独登山を許されない山に言葉も通じない中、手練手管を用いて、なんとか許可をとる植村の意志の強さが好きだ。アコンカグアの登山許可をとるためにある種の演説をぶつ植村の様子には思わず笑ってしまった。 植村自身はあくまで自分の冒険のために登ると書いているが彼のあまりにも強い思いが言葉の壁を超えて、国境を超えて、人種を超えて、人々の胸を打つ。 人に言われて辞めるのではなく、自分で実際に直面して肌で感じ取り、それでできないと思ったらやめ、できると思ったらやるべき。 学生最後の長期休みを満喫中でなんの意志もなく生きている現状の自分にはあまりにも刺さった言葉だった。
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小澤征爾とか小田実の本を思い出させたなぁ、今まで食わず嫌い的に読んでなかったような気もしますが、反省反省。 一番になりたい、でもそれが嫌味を感じさせない。これ、なかなかできないと思います。 当方、山登りとかしたことないのでここで描かれている世界がどれほど過酷なのか、想像もできない...
小澤征爾とか小田実の本を思い出させたなぁ、今まで食わず嫌い的に読んでなかったような気もしますが、反省反省。 一番になりたい、でもそれが嫌味を感じさせない。これ、なかなかできないと思います。 当方、山登りとかしたことないのでここで描かれている世界がどれほど過酷なのか、想像もできないです。が、何か軽やかで楽し気に見える。こういうのが大物ってやつです、きっと。
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日本で最初にエベレストを登った男、植村直己が自身の半生を綴った本。 登山家の本と言えば、その山の中でいかに過ごしたのか、という内容になるのかなと最初は思っていた。しかし、読み進めるとどうやらそうではないみたい。寧ろ、山の登山口にたどり着くまでにどのような冒険をしてきたか、の方が...
日本で最初にエベレストを登った男、植村直己が自身の半生を綴った本。 登山家の本と言えば、その山の中でいかに過ごしたのか、という内容になるのかなと最初は思っていた。しかし、読み進めるとどうやらそうではないみたい。寧ろ、山の登山口にたどり着くまでにどのような冒険をしてきたか、の方が内容が濃かった。 文字通り身一つで渡って、山への執念と咄嗟の機転から一つ一つ目標を達成していく姿勢からは、流石としか思えない強靭さを感じ取りました。 古い本ではありますが、まさに時代を超えて心に響く一冊です。
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