ドリーム・オン! の商品レビュー
たまに拾い読みはしていたが、通して読み返すのは、久しぶり。 あえて、評価の★はつけません。 フェイヴァリット・アーティスト、好きなジャンル、聴き方、そんなもんは、ロック好きの数だけある。ロックってそれでイイ。型にはめられるもんじゃない。 元『ミュージックライフ』編集長による、19...
たまに拾い読みはしていたが、通して読み返すのは、久しぶり。 あえて、評価の★はつけません。 フェイヴァリット・アーティスト、好きなジャンル、聴き方、そんなもんは、ロック好きの数だけある。ロックってそれでイイ。型にはめられるもんじゃない。 元『ミュージックライフ』編集長による、1988年当時での、ロックの、50のスターの記録。
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012073. アルバムジャケットの図版があればいい。 文庫版あとがきに書かれた後日談も興味深い。
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ロックがちゃんと「批評」できる数少ない人物の一人だろう。「私は詭弁とこじつけを情感で塗り固めながら、自分のロック史を築いていった」というような文章が書かれるのである。ミュージシャンがデビューした時のエネルギーと衝動が全てだというロック観は、実はわかっていても直截に書くのは勇気が要...
ロックがちゃんと「批評」できる数少ない人物の一人だろう。「私は詭弁とこじつけを情感で塗り固めながら、自分のロック史を築いていった」というような文章が書かれるのである。ミュージシャンがデビューした時のエネルギーと衝動が全てだというロック観は、実はわかっていても直截に書くのは勇気が要ることなのだ。最近のスティングの分別臭い言動に、「お願いだから私にポリスを嫌いにさせないで」と叫びたくなり、ボーノのあの「したり顔」に辟易する。もう、スプリングスティーンは愛聴盤ではない、など等、ロックのファンダメンタルな情感を信じている著者が、近頃はどこに…という気もする。資本は世界を覆ったのか、世界は完成したのか、否か? 個人的には『ミュージックライフ』編集長よりも二井原実の『ロックンロール・ジプシー』の監修者として名前を憶えていた。
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