お金持ちほど「捨て方」がうまい! の商品レビュー
堀之内社長二冊目。 非常に面白かった。 かつての発明と、今の発明は違う。かつての発明はもっと良くなったらいいな、もっとこうなったら便利だなという思いから発明がなされていた。 しかし今は違う。商業主義、商売主義から、利益重視の風潮から新しい発明がなされる。それは所詮金を儲ける作業を...
堀之内社長二冊目。 非常に面白かった。 かつての発明と、今の発明は違う。かつての発明はもっと良くなったらいいな、もっとこうなったら便利だなという思いから発明がなされていた。 しかし今は違う。商業主義、商売主義から、利益重視の風潮から新しい発明がなされる。それは所詮金を儲ける作業をして いるだけだと指摘する。 消費者も本当にいいものを求めたりはしない。重視されているのは金でしかない。本当に物が大切だというものが欠如している。 だからこそ「福袋」なんてものが日本ではもてはやされる。そこでは具体的な求められてる物、なんてのはありはしない。 そこで重視されてるのはただひとつ、値段と値段以上の何かが袋に入っていることでしかない。 そう言って堀之内社長は警鐘を鳴らす。 リサイクル・リユースの観点から非常に鋭く指摘している一冊。
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この本のポイントはいくつかあります。 リサイクル業で成功した筆者ですが、その前には数々の職業経験と起業と倒産という失敗があります。 そこで経験し、培われた能力が、リサイクル業で開花したと読み取れました。 普通の人とは違う、苛烈な人生を過ごしたうえでの成功です。 簡単にはマネできません。 一番の主張は、大量消費生活への疑問だと感じました。 本当のお金持ちは、高価でも品質の良いものを買うので、捨てない、との観察です。 庶民は、お金が無いことを理由に、中途半端な品質の物を買い、壊れたり飽きたりして、また次の半端モノを買う。そして、前のモノは捨てる。 筆者はここを指摘しています。 1970年代から続く、とにかく安いものを買う、という文化に疑問を投げかけています。 安いから、品質がそこそこ。 ここを脱却しないと、本当の豊かな生活は手に入りません。 さらに、デフレ経済も「安さ」を追求してしまうからだと、感じました。 価値のあるものには、お金を払う。 これが今後の進む方向だと気づきました。
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チェック項目24箇所。 安物を買うときは「使い捨て」という感覚。金持ちは本当に良いものにしか お金を出さない。だから物を大切にする・・・長持ちする。 ホンモノは満足感を与える。高級レストラン、高級ホテルのナイフ・フォーク、ベッドすべては誰かが使ったもの。新品にこだわることはない。 温故知新・・・中古のものには人の歴史が詰まっている。 社会が信用できる・・・ノウハウ、資金力、人物か?成功の3条件。 人に好かれるには「商」、「笑」、「SHOW」。商いは「我慢・我慢・笑顔」。 紙に書けない様なことが本当のノウハウ。 人生観、生活スタイル、習慣、人間の本質的なものを理解することが リサイクル業。
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モノとの向き合い方を考え直しました。 中古はカッコ悪いのか? 新品が良いとは限らないとか、 なぜモノを買うのか、 なぜ捨てたのか・・・などなど。 上手なモノの捨て方とモノの買い方を心がけようと思いました。
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[ 内容 ] これが成功する人の目のつけどころ、考え方だ! 常識アタマから抜け出す、リサイクル現場からの成功のヒント。 [ 目次 ] プロローグ “捨てない”お金持ち、“使い捨てる”庶民 第1章 「人が捨てる」モノに価値を見出す! 第2章 このひと工夫で仕事の価値は10倍になる...
[ 内容 ] これが成功する人の目のつけどころ、考え方だ! 常識アタマから抜け出す、リサイクル現場からの成功のヒント。 [ 目次 ] プロローグ “捨てない”お金持ち、“使い捨てる”庶民 第1章 「人が捨てる」モノに価値を見出す! 第2章 このひと工夫で仕事の価値は10倍になる 第3章 思いがけないアイデアが“現場”に落ちている 第4章 人生まるごとリサイクルのすすめ 第5章 「金儲けのノウハウ」より「心儲けのノウハウ」を 第6章 つねに“ホンモノ”が分かる人であれ! エピローグ リサイクル現場から見えてきた日本 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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日本人のモノの価値観について、著者が商いに対する考えなどが主に述べられていて、ホームレスを体験しただけあってか、言葉から伝わるリアルさが強い。昨今のエコブームに疑問符がある方へも推薦。
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---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼ ---------------------------------------------- 学歴・資金・人脈ゼロから年商102億円まで上り詰めた、 リサイク...
---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼ ---------------------------------------------- 学歴・資金・人脈ゼロから年商102億円まで上り詰めた、 リサイクル業界の虎、堀之内九一郎氏。極貧生活からい かに成功したのか、その考え方がズバリと分かる。特に、 成功者と貧乏人のモノの買い方の違いに、深く納得した。 ---------------------------------------------- ▼ 5つの共感ポイント ▼ ---------------------------------------------- ■へたくそでもいいから、絵を描くと商品の陳列方法、配置 の仕方なども自ずとどうすればより魅力的なのかが分かっ てくる ■お客さんを喜ばせたい。それがうれしい、という単純な部 分が、この商売には非常に大切です ■運には「運がいい」運と、「運が強い」運がある。強い運 は努力と人間性なくしてはもたらされない ■人間のもてる潜在能力の発揮は、本気になるかどうかに かかっていると思う ■ホンモノ、いい物を欲しいと思うこと、手に入れようと頑張 ることが大事なんです
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お金持ちほど「捨て方」がうまい! (青春新書INTELLIGENCE 208) (青春新書INTELLIGENCE 208)
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