ハドソン・テーラー キリストに生きた人 の商品レビュー
書名のとおり、偉大な信仰の人、偉大という言葉が相応しくなければ、全く主に委ね切った人生を生きた人の生涯に圧倒される思いであった。そして再三にわたり送金し、手紙を書き送ってサポートしてきたジョージ・ミュラーもまた豊かに備えられる主に信頼し、祈りと信仰のみで養護施設を経営することによ...
書名のとおり、偉大な信仰の人、偉大という言葉が相応しくなければ、全く主に委ね切った人生を生きた人の生涯に圧倒される思いであった。そして再三にわたり送金し、手紙を書き送ってサポートしてきたジョージ・ミュラーもまた豊かに備えられる主に信頼し、祈りと信仰のみで養護施設を経営することにより、神の存在を示していこうと考えていた!献金ではなく、自らを捧げることをアピールしたテーラーの姿勢は、「お金を献げることにより免責される」気持ちを感じている自分を意識させられる。集会での席上献金をお断りするテーラーの姿勢は、驚きである。1897年にドイツ・ベルリンを訪問し、ダンゲルン男爵夫人宅でのルター派の牧師たち、ゴスナー・ミッションとの話し合いの場における献金の考え方の場面は驚きの感動だった。(P426)1864年頃には奥地の12か所に宣教師2人ずつを与えてくださいと祈りが始まり、100人、1000人と拡大していく、そのビジョンの大きさも凄い!最初の妻マリア、そしてマリア死後の2人目の妻ジェニーとの愛、信頼の深さを出会い、彼女たちや幼い娘グレーシーを先に天国に送るときの別れの場面などいずれもが感動的な場面であった。
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