アンディ・グローブ(上) の商品レビュー
◯ グローブがビジネス・リーダーへと飛躍するうえでカギを握ったのは、従来の技術者としての経験に加え、「生産のプロ」としての役割を身につけようとしたことだろう。(239p) ◯ ホェットストーンは絶妙のタイミングでIBMのドアを叩いた。(274p) ◯ インテルにとっては、まさ...
◯ グローブがビジネス・リーダーへと飛躍するうえでカギを握ったのは、従来の技術者としての経験に加え、「生産のプロ」としての役割を身につけようとしたことだろう。(239p) ◯ ホェットストーンは絶妙のタイミングでIBMのドアを叩いた。(274p) ◯ インテルにとっては、まさに背筋の凍るようなシナリオと背中合わせの「真実の瞬間」だった。(342p) ★アンディ・グローブが、恐怖を原動力にしていたというような記述があるけど、こんな大企業の舵取りを任されたら、誰だって恐怖だよね。 ★インテルは確かに運に恵まれたが、しっかりと準備をしていたから運を掴めたのだと思う。
Posted by
情報の民主化という20世紀後半の技術進歩において、主役は、ビル・ゲイツ,スティーブ・ジョブズとアンディ・グローブであったと記されている。巨大組織インテルは、相当の激流を乗り切って、今があることのだが、それにはテクノロジーだけではなくてアンディのマネジメントが不可欠だったことがよ...
情報の民主化という20世紀後半の技術進歩において、主役は、ビル・ゲイツ,スティーブ・ジョブズとアンディ・グローブであったと記されている。巨大組織インテルは、相当の激流を乗り切って、今があることのだが、それにはテクノロジーだけではなくてアンディのマネジメントが不可欠だったことがよくわかる。アンディのマネジメントは、質実剛健、実戦的なものであったようで、変化の潮流の中で、何に苦しみ、何に集中していたか?がよくわかる。
Posted by
あのインテルでリーダーシップを発揮したアンディ・グローブ。 興味がわかないはずがない。楽しみにしている一冊。
Posted by
前半部分のグローブの幼少時代はどちらかというと歴史ノンフィクションに近い。後半、仕事を始めてからはいわゆるビジネス書の趣になる。そのあたり一粒で二度美味しい感じで楽しめた。 内容についてはところどころ蛇足のような作者の推察が入るのと、グローブの性格について過剰に高く評価していると...
前半部分のグローブの幼少時代はどちらかというと歴史ノンフィクションに近い。後半、仕事を始めてからはいわゆるビジネス書の趣になる。そのあたり一粒で二度美味しい感じで楽しめた。 内容についてはところどころ蛇足のような作者の推察が入るのと、グローブの性格について過剰に高く評価しているところは気になるが、マネジメントに関する分析も多く含まれていてなかなか読み応えのある本だと思う。 下巻にも期待したい。
Posted by
- 1