ニュージーランド 真夏の聖夜の旅 の商品レビュー
南半球のニュージーランド、日本と全く逆の四季の国で、日本の俳人はどんな句を詠むのだろう・・・。そんな興味をそそられる、俳人・黛まどかのニュージーランド紀行。全編を通して、大らかな自然を映した写真と共にことばが綴られている。 都市部を写したものが少ない所為か、緑の濃さと空の広さ...
南半球のニュージーランド、日本と全く逆の四季の国で、日本の俳人はどんな句を詠むのだろう・・・。そんな興味をそそられる、俳人・黛まどかのニュージーランド紀行。全編を通して、大らかな自然を映した写真と共にことばが綴られている。 都市部を写したものが少ない所為か、緑の濃さと空の広さが印象的だ。そしてカレンダー的にはクリスマスのこの時期、ニュージーランドでは夏の盛り。北に行けば暖かく、桜が咲くのは10月。頭では分かっていても北半球でうまれて育った人にはこんがらがる話である。本書は、序盤は黛まどかによる紀行文、次に著者が旅先で詠んだ俳句、最後に同行者による別の視点からのレポートの3部構成になっている。テンポの違う3つの語り口で切り取られたニュージーランドの旅。ゆったりとおおらかな気分になれそうだ。
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私の大好きな場所を紹介していたので、思わず手にとった一冊。やっぱり善き羊飼いの教会はステキな場所だと思う!
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