カニバリストの告白 の商品レビュー
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タイトル見て即購入しました。 描写は思ったほどグロテスクではないと感じました。 原材料を調達するところはともかく、料理を作る工程をわざと綺麗に描写しているところが少し気味が悪く、それがとてもよかったです。 カニバリズムだけではなく、マザーコンプレックスや同性愛、ハードなSM等々も結構強烈に描かれていたのですが、これはカニバリズムを引き立たせるには少し目立ち過ぎかなと思いました。 とてもよい感じに読了後の後味が悪いので、お勧めの本です。
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異常性愛者系の話なのかと思ったら、(ある意味そうなんだが)バロックな美学系のブラックコメディだった。 あんま毒にも薬にもならず、軽やかに読めた感じ。 てゆか海外もガチホモはヒゲ熊大人気なのかと思ってたら、美青年らしい主人公がやたらガチホモにモテまくりなので、どこまでリアルなのかむしろそっちの方が気になった。
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不気味。 胸糞が悪くなる。 でも、美味そう。 されど関わりたくない。 そのリビドーに惑わされる。 とんでもないゼ、さすがマドセン! 素敵に気味悪いゼ! 『カニバリスト』と銘打つ小説ですから、まあアレな感じで究極の肉といえば…というワケで。 極上なクレイジーを味わえます。
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表紙とタイトルのインパクトで手に取りました。著者というならおそらく訳者の手腕によってつづられている文章は非常に面白く一気に読めましたが、とにかくグロテスクな性描写が続くわ続くわ最初はよかったんですが、あんまりつづくんで最後のほうはちと閉口してしまいましたw 私はこういう手合いの好...
表紙とタイトルのインパクトで手に取りました。著者というならおそらく訳者の手腕によってつづられている文章は非常に面白く一気に読めましたが、とにかくグロテスクな性描写が続くわ続くわ最初はよかったんですが、あんまりつづくんで最後のほうはちと閉口してしまいましたw 私はこういう手合いの好きなんですが、嫌いな人も多いでしょうから好みが分かれると思います。しかしまあ、こんだけ立派な料理が出てきてて読んでて全然食欲わかないってのもすごいですね。人肉もんだからあたりまえかw
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愛好者としてのカニバリストの話を読みたかったので、ちょっと期待外れでした。「料理」というカテゴリーの中でのお話だったので。また同性愛者をピックアップして出すならば、それなりの意味づけをしてほしかった。
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翻訳家さんの言葉選びがとてつもなく好みでした! ストーリーだけを追っていくとたまらなく下品でグロテスクだったりしますが、なぜかそういった後味が残らない。 ただし他人にオススメする本では、ないですね。
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猟奇は猟奇、されど、何かこう、ロアルド・ダール的な、こう、軽やかさというか簡単さいうか、そんなものが感じられる。 双子がいい感じ。
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本屋で気になったのを図書館で見つけて読んでみたけど、自分には合わなかった。他に読む本はいっぱいあるしと思って、途中で放棄しました
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なんか・・・すごく下品 だけどすごく知的 まともに捉えると吐き気がしそうな物語なので、ジョークだと捉えるとなかなか面白いと思います。 とはいえ、不思議な魅力を感じてしまう私はアブノーマルなのかと、少し心配になってしまいます^^;
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【所持有無】× 【読了日】090125 【キーワード】料理 フレッシュ インモラル 同性愛 殺人 【所感】キーワードが…(笑)。でも実際にそんなもの。人には勧められないけれど、個人的にはおもしろかった。「フレッシュ」に対する主人公の感情、行動の描写。 【備考】
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