親なき子 の商品レビュー

島津あき【著】

2016/07/14

著者が北海道家庭学校の入所児童や退所児童から話を聞き、それをまとめたものです。

これを読むことで施設で暮らす子ども達や施設で暮らしていた子ども達の親や社会に対する声を一部ですが知ることができると思います。

親を捨てたい気持ちと親を求める気持ちや現状に感謝しながらも「もし…」を考えてしまいます。

その葛藤に悩み苦しみながらも日々を生きています。

そういった施設で暮らしている子ども達にもっと良い環境を作り、そして施設で働いている先生の待遇も良くしてほしいです。