エレGY の商品レビュー

泉和良【著】

2014/05/29

ジスカルド・マジック！

Ｓｐｉｃａに続けてこちらも読みました。
いやー、面白かったです♪
Ｓｐｉｃａは恋愛がメインにありましたが
エレGYは、フリーゲーム製作者としての苦悩も描かれていて、
主人公がいかに成長していくかも読んでいて
楽しかったです(｀・∀・´)
ＳｐｉｃａかエレGYのどちらかを読んで
気に入った方は、是非もう片方も読んで欲しいですねヽ(*´∀｀)ノ

2011/12/04

　30000rps／sec.で加速しろ。二人乗りの自転車こそ、最速最高の二輪と知れ。
(P.166)

2011/03/30

講談社BOXから「危険な新人」としてデビューした一人、泉和良の処女作。
フリーゲームサークル「アンディーメンテ」を運営するジスカルドが、自分のファンであり自傷癖のある少女エレGYと恋をするお話。

クリエイターに僕達が抱く幻想と、現実の間に横たわるギャップが鮮明に描かれている。
エレGYのキャラが非常によく、とにかく個性的。ちょっとぶっ飛んでるけどね。

「アンディーメンテ」は実在するので、是非とも訪れてみては？

一味違う純愛。読者を多少選びはするけれど良作。

2010/12/29

中古屋で惹かれる様に手に取ったこの作品、想像以上に奥が深い。
読み終わったらアンディー•メンテは是非覗いて観て欲しいところ。結構、現実とリンクしてる部分も多いのではないかな。

最後に、じすさんのTwitterが八月から更新されてない。どうか無事でいてくれ…！

2010/05/04

一気読みしてしまった…。
泉和良＝「ジスカルド」の過剰演出に辟易したこともあるけど、いくつかすごく好きなゲームもある。自分のことネタにして売ってって、ゴシップ的だと思うけど、それを含めて確かに面白い。
とか思う私はもう「ジスカルドの魔法」に掛っているんだろう。今はじすさんがご飯食べれていることを願う。

2010/04/16

もともとアンディー・メンテのフリーゲームをやったことがあり、大変楽しく読むことができました。
個人差はあると思いますが、テンポが良く、非常に読みやすく感じました。

PC越しに広がる人間関係。
それが実際に会ってみたらどうなるのか。

ほんの少し現実味のない、でもひょっとしたら現実にあるのかもしれない。
そんな2人のやりとり、思いがとても面白かったです。

事実は小説より奇なり、といいますが、案外かなり事実がちりばめられているのかな、とこっそり考えています。
まぁそれはそこまで重要ではありませんが。

PCなどの知識がそれなりにあったほうがとっつきやすいのかな、と思いましたが、祖母が面白かった、と言っていたので（細かい描写は良く分かっていないでしょうが＾＾；）意外に誰でも読んだら面白いのかな、と思い★５にしました。

2010/02/07

読み終わったあと、著者紹介を読んで実際にフリーゲーム作ってるのを知って驚いた。
ちょっと興味が出てきたので今度どれかやってみようかな。
アンディー・メンテのサイトを色々と見てから読むとまた違った視点でエレGYを読めるんだろうな。

2009/10/04

ファウスト系っていうか、厨二病小説っていうか、大槻ケンヂ系(人に言われてなるほどと思った)が好きなヒトにはたまらんジスカルドさんの小説デビュー作。
エレGYちゃんがこわかわいすぎる。

とても素直な青春小説です。

が、現役厨二病患者(私みたいなな!)は感化されすぎ注意かも。

2009/10/04

アンディーメンテ(ジスカルド)としてフリーゲーム作家、
ジェバンニpとしてニコニコ動画でVOCALOID作品を作ってる方の小説です。
基本恋愛小説。
すっげー共感できるのはオレがネガティブなダメ人間だからかなぁ＾＾；

2009/10/04

この作品は、講談社ＢＯＸ周辺を瘴気のごとく満たす「クリエイティブ幻想」と、クリエイターはすべからく聖人君子であるべきという「クリエイター幻想」を、いったん分節する。そして後者を粉微塵に破壊する。実際に１０年近く、クリエイターでありつづけた人間にやられるのだから、ぐうの音も出ねえや。俺たちユーザーは財布だ。

なにかのファンを続けていれば、作家本人と直接コンタクトする機会もあるだろう。運と巡り合わせが悪ければ、そこで幻滅を味わうこともあるだろう。ダメ。それがダメ。「他者」を相手にして「期待ハズレ」なんて感想を抱くのはおこがましい。俺たちユーザーは財布だ。幻想を捨てろ、他人に期待するな、ふくらませた妄想を捨てろ。まあそれで納得できなかったら、エレＧＹのように自殺を図るのもよいだろう。作中では、偶然と恋愛感情と互いの才能がこのギャップを埋めるが、現実はそうもいかないだろう。あきらめて樹海へ行け。

アンディー・メンテの自叙伝を期待していたところに思わぬ不意打ち。クリエイター幻想と現実のギャップに直面し、なさけなくも悩みうろたえていた自分に、この本は特効薬であった。