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アキレスとカメ の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2011/12/13

大高郁子さんは、朝日新聞を購読しているともらえる「暮らしの風」の表紙を2007~2009まで描いていた。その水彩のイラストが凄く好きだったな。で、懐かしくなって検索していたら、この本がヒットした。読みたかったシリーズの一冊だし、そのうち読もう。

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2016/09/08

可愛らしいタイトルですが古から考え続けられてきた難問です。 難問であるがために、本書の内容も読むに連れて複雑になってきます。 数学を多少は齧るか、好きでなくては楽しめないかもしれません。 しかし、多くの挿絵が難しさを和らげています。 ぼくはそういったものよりも、200年前...

可愛らしいタイトルですが古から考え続けられてきた難問です。 難問であるがために、本書の内容も読むに連れて複雑になってきます。 数学を多少は齧るか、好きでなくては楽しめないかもしれません。 しかし、多くの挿絵が難しさを和らげています。 ぼくはそういったものよりも、200年前までは強く結び付いていた哲学と数学の関係について感銘を受けました。

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2010/04/05

アキレスと亀のパラドックスの解説書かと思って読んでみたのですが そうではなくて、いろいろなパラドックスの解釈の紹介と、哲学的思索への誘いの本でした。 中高生ぐらいが、読むと丁度いいのかも? 中年で、貧乏暇無しの私では、哲学的思索の時間が、なかなか作ることができず・・・ちょっと哀し...

アキレスと亀のパラドックスの解説書かと思って読んでみたのですが そうではなくて、いろいろなパラドックスの解釈の紹介と、哲学的思索への誘いの本でした。 中高生ぐらいが、読むと丁度いいのかも? 中年で、貧乏暇無しの私では、哲学的思索の時間が、なかなか作ることができず・・・ちょっと哀しい。

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2009/12/05

最大の敵同士である哲学と数学を上手く混ぜ合わせて、ゼノンの四つのパラドックスを解説している。 アキレスとカメから発展して、現在の常識的説、例えば時間の流れを疑い、「連続の公理」という定説を物事の判断基準に加えましょうと述べている。 ただアキレスとカメ以外の逆説を淡々と消...

最大の敵同士である哲学と数学を上手く混ぜ合わせて、ゼノンの四つのパラドックスを解説している。 アキレスとカメから発展して、現在の常識的説、例えば時間の流れを疑い、「連続の公理」という定説を物事の判断基準に加えましょうと述べている。 ただアキレスとカメ以外の逆説を淡々と消化していったのが残念だ。

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2009/10/07

これについては様々な本が書かれたが〜有理数に話を限定する限りは,アキレスがカメに追いつかないケースもあり得ますが,「連続の公理」を要請して実数まで話を広げれば,アキレスはカメに追いつき,パラドックスは解消される〜そうそう・・・そうだよ,そう。文系とか理系とかという集合自体が成立し...

これについては様々な本が書かれたが〜有理数に話を限定する限りは,アキレスがカメに追いつかないケースもあり得ますが,「連続の公理」を要請して実数まで話を広げれば,アキレスはカメに追いつき,パラドックスは解消される〜そうそう・・・そうだよ,そう。文系とか理系とかという集合自体が成立しないんだ。それにしても,1953年生まれで未だ準教授だとは気の毒。あとがきに「著者を代表して」と書く人だから謙虚な人なのだろう・・・よく云えば

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2009/10/04

この有名なパラドックスを支持する事例を用いているらしい。これまでだれも思いつかなかった「永久に追いつけない」事例だという。読んでみたい

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2009/10/04

アキレスが亀に追いつけないっていうパラドックスがおもしろそうだな〜と思って読んだんだけど、「数字だけで考えたらそうだけど、やっぱ実際のところ速いのはアキレスでしょ」って結論になるそうです(笑)〈パラドックスは解消する〉って言い方がなんかかっこいいなぁ。

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2009/10/07

吉永良正ってどこかで見た名前だよなあ…と検索してみれば、そうでした、講談社ブルーバックス「ゲーデル・不完全性定理」の著者でした。学生時代にこの本を読み、読んでいる間は何となく書いてあることがわかったような気になっているのだけど、結局ちっともわからない、そういう本。ゲーデルが難しい...

吉永良正ってどこかで見た名前だよなあ…と検索してみれば、そうでした、講談社ブルーバックス「ゲーデル・不完全性定理」の著者でした。学生時代にこの本を読み、読んでいる間は何となく書いてあることがわかったような気になっているのだけど、結局ちっともわからない、そういう本。ゲーデルが難しいのか、この本がわかりづらいのかさえもわからなかったけれど。(他にゲーデルの不完全性定理に関連した本を読まなかったから。読もうという気にすらなれなかった) それに比べれば「アキレスとカメ」は面白くわかりやすい入門書に仕上がっていると思った。 前提や条件が違えば、考え方も当然異なる、それだけのことだけど。

Posted byブクログ