Linuxデバイスドライバプログラミング の商品レビュー
Linuxのドライバ周りを触る(ことをお願いする)機会があったので、自分ではコードを書かないけれど、感覚をつかむために流し読み(そういう事情なので、Linuxバージョンは古いけれど、あまり気にせず読む)。 … よく分かりました。Linuxデバイスドライバは、小手先でなんとかでき...
Linuxのドライバ周りを触る(ことをお願いする)機会があったので、自分ではコードを書かないけれど、感覚をつかむために流し読み(そういう事情なので、Linuxバージョンは古いけれど、あまり気にせず読む)。 … よく分かりました。Linuxデバイスドライバは、小手先でなんとかできるものではない。いくつものノウハウ、経験を積んだ上で開発するもの。アプリ開発とは全然違う世界なのだ。 それが分かっただけでも、この長い本を読み通した意味はありました。 きっと、自分でドライバを書く必要がある人にとっては、実例も多く書かれていて分かりやすいのかもしれないなぁと思いつつ、役に立てられそうもない自分にちょっとがっかり。
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Linuxデバイスドライバ開発に必携の一冊…と言っても、実際に開発に関わる人ってどれくらいいるのだろうか。自分も業務で関わった事はないのだけど、ドライバについて色々と触れる機会が多くなってきたのでカーネル動作の理解も兼ねて(でもコードの実装部分は軽く読み飛ばして)読了。 とは...
Linuxデバイスドライバ開発に必携の一冊…と言っても、実際に開発に関わる人ってどれくらいいるのだろうか。自分も業務で関わった事はないのだけど、ドライバについて色々と触れる機会が多くなってきたのでカーネル動作の理解も兼ねて(でもコードの実装部分は軽く読み飛ばして)読了。 とはいえ、図の説明も多く、コード部分も割とシンプルで、どんなシステムコールを使って動いているのかがイメージできたのはかなり大きい。とりあえず最低限これだけは必要ですよー、と言う所が抑えられてるので、取っ掛かりとしては最適。まぁそれでも大型本で500ページ越えてますけど。 個人的に特に役に立った部分は、後半でACPIやIPMIといった個別技術について取り上げられていたこと。これらの技術って、仕様は公開されてるけど全文英語&PDFで500ページ以上、しかも日本語で説明されてる情報も殆ど無くて途方に暮れてたんだけど、この本のおかげでやっとその仕組みが理解できたんだよー。なんかあまりにもニッチすぎる分野なので果たして人に進められるかという懸念も沸くけれど、まぁ自分にとってはとても有益だったと言う事で。
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