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朝刊シンドローム の商品レビュー

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2010/03/05

朝8時30分ちょうどくらいに島根大学図書館へ出勤する。管理職ならば,課員が朝の始業時間にちゃんと出勤してくるのかチェックすべきなのだろうが,生来の働き者たれば,自分がぼぉっと立ちすくんでいるのはいやでたまらない。すぐに階下に下りてしまう。図書館員の朝の習性だ。書架の前に立って,書...

朝8時30分ちょうどくらいに島根大学図書館へ出勤する。管理職ならば,課員が朝の始業時間にちゃんと出勤してくるのかチェックすべきなのだろうが,生来の働き者たれば,自分がぼぉっと立ちすくんでいるのはいやでたまらない。すぐに階下に下りてしまう。図書館員の朝の習性だ。書架の前に立って,書架の本を撫でてまわってやる。本が無造作に突っ込んでないか,番号の順番に並んでいるか,付箋がつけられたままになっていないか,しおり紐がだらしなくなっていないか,昨日までお疲れ様と言ってやりながら,本に触ってやる。 そんな折に,自己主張する本にめぐり合う。本書もそうだ。攻撃的なタイトルだと思う。手にとって,パラパラっとめくってみる。中に「軽症うつ病」というキーワードがある。挿絵もしゃれている。思わず,書架から別置きしてしまう。借りて帰るのだ。

Posted byブクログ