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ソロモン王の洞窟 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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ソロモンの秘宝を求め…

ソロモンの秘宝を求めてアフリカの奥地に渡った探検家たちを待ち受けていたのは魔女ガグール。そしてガグールこそソロモンの秘密を知る唯一人。予想を裏切らない展開は古いアドベンチャー映画を見ているようで楽しい。手に汗は握らないが19世紀に書かれ、真似しまくった後世の作家たちの本を読んでき...

ソロモンの秘宝を求めてアフリカの奥地に渡った探検家たちを待ち受けていたのは魔女ガグール。そしてガグールこそソロモンの秘密を知る唯一人。予想を裏切らない展開は古いアドベンチャー映画を見ているようで楽しい。手に汗は握らないが19世紀に書かれ、真似しまくった後世の作家たちの本を読んできたことを考えれば反省。とはいえ飽きさせないストーリーはさすがです。これを読まずして冒険小説をは語れない。

文庫OFF

2021/01/12

ソロモン王の伝説の秘宝を求めてアフリカの奥地に出発したカーティス卿や探検家アランクォーターメンら一行。300年前のぼろぼろの古地図を頼りにソロモン街道にたどり着くが、彼らを待ち受けていたのは魔女ガグールの大虐殺の現場。そしてガグールこそソロモンの秘密を知る唯一の者だった。予想を裏...

ソロモン王の伝説の秘宝を求めてアフリカの奥地に出発したカーティス卿や探検家アランクォーターメンら一行。300年前のぼろぼろの古地図を頼りにソロモン街道にたどり着くが、彼らを待ち受けていたのは魔女ガグールの大虐殺の現場。そしてガグールこそソロモンの秘密を知る唯一の者だった。予想を裏切らない見事な展開は色褪せない昔の冒険映画を見ているよう。手に汗握るスピード感はないが19世紀に書かれたとは思えない面白さ。読者を飽きさせない展開は現代の冒険小説がこの話をお手本にして進化してきたからなのでしょう。ライダーハガード読まずして冒険小説は語れない。

Posted byブクログ

2019/06/30

【G1000/24冊目】これは先月読んだ火星のプリンセスもそうなんですけど、やはりこの時代人種差別がひどい。有色=野蛮という図式は当時の白人文化で考えると絶対的な倫理観だったのだろう。とは言うものの、この作品流石にインディー・ジョーンズに連なる作品群の基となる作品。ご都合主義と今...

【G1000/24冊目】これは先月読んだ火星のプリンセスもそうなんですけど、やはりこの時代人種差別がひどい。有色=野蛮という図式は当時の白人文化で考えると絶対的な倫理観だったのだろう。とは言うものの、この作品流石にインディー・ジョーンズに連なる作品群の基となる作品。ご都合主義と今となっては感じる古臭さは、現代においては却って新鮮かも知れません。所謂アドベンチャーモノの王道。洞窟、お宝、怪しげな魔女、未開の野蛮人、それらのテンプレートそのものはここから始まったように感じます。

Posted byブクログ

2014/08/30

アラン・クォーターメンは有名な登場人物なので、逞しいヒーローかと思っていたのだが、小柄で貧相で戦えばすぐ気を失うし、暗闇の恐怖にヘンリー卿の肩に顔を埋めるとか、予想外な姿に唖然。映画でショーン・コネリーがクォーターメン役をしたのを観ていたので、あまりに違う実像?にがっかり。ヘンリ...

アラン・クォーターメンは有名な登場人物なので、逞しいヒーローかと思っていたのだが、小柄で貧相で戦えばすぐ気を失うし、暗闇の恐怖にヘンリー卿の肩に顔を埋めるとか、予想外な姿に唖然。映画でショーン・コネリーがクォーターメン役をしたのを観ていたので、あまりに違う実像?にがっかり。ヘンリー卿の方がはるかにヒーローっぽい。ストーリーもそれほど面白くなかったし、期待外れ。

Posted byブクログ

2012/07/12

図書館で借りました。表紙はもっと古臭い表紙なんですがまあ同じ出版元だしこちらで登録します。 色々と眉をひそめるシーンはありますがまあシャーロックホームズと同時代なんだから社会風俗は仕方ないとして。面白かったです。こういう冒険もの、好きだなあ。あんなに象を殺さなくても良いだろうと...

図書館で借りました。表紙はもっと古臭い表紙なんですがまあ同じ出版元だしこちらで登録します。 色々と眉をひそめるシーンはありますがまあシャーロックホームズと同時代なんだから社会風俗は仕方ないとして。面白かったです。こういう冒険もの、好きだなあ。あんなに象を殺さなくても良いだろうとかやっぱり差別意識が厳しいよなあとか色々ありますがまああの時代だから…と言うことで片付けます。それにしても彼らは肉だけで何日間乗り切ったんだろうか…。やはり西欧人にはかなわないな、とくだらないところで感心しました。 それにしてもトレジャーハントのお話だと思っていたらいつの間にか王権争いにまで話が発展し、びっくりしました。次も読んでみたいな、と思います。

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2017/10/11

象狩りの名手クオーターメンがヘンリー・カーティス卿とジョン・グッド大佐と一緒に行方不明のヘンリー卿の弟を探しにいくところからはじまる物語。 有名な冒険小説ですがそれらしく、古い地図、眠っているという膨大な宝、謎の従者ウンボパ、幼き頃に国を追われ行方不明の王イグノシ、悪王に使える醜...

象狩りの名手クオーターメンがヘンリー・カーティス卿とジョン・グッド大佐と一緒に行方不明のヘンリー卿の弟を探しにいくところからはじまる物語。 有名な冒険小説ですがそれらしく、古い地図、眠っているという膨大な宝、謎の従者ウンボパ、幼き頃に国を追われ行方不明の王イグノシ、悪王に使える醜悪な魔女ガグール、と、なんだか冒険小説らしいキーワードが沢山。 小学生だったころ、ルパンやホームズなどの小説をわくわくしながら読み進めたあの感覚がちょっと蘇ってきてわくわくしながら読みました。 冒険譚はいつもなんだかきらめいていていいですね。

Posted byブクログ

2009/10/04

ソロモン王の財宝を探しに出かけたまま行方不明となったヘンリー卿の弟を捜すため、アラン・クォーターメンは探検隊を組み、古地図を頼りにアフリカの奥地を目指す・・・!冒険小説の古典的名作と謡われるだけあって、勢いがあり面白いです。

Posted byブクログ