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七人のオーストラリアの子どもたち の商品レビュー

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2012/10/29
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子供のころに一度読んだ本。 図書館で見かけて、タイトルも内容も覚えてなかったけれど「これ知ってる」と思った。 タイトルも表紙も内容もジャンルも当時の私の趣味じゃなかったから、誰かが持っていたのを勝手に借りて読んだんだと思う。 もしかすると一部だけ読んだのかもしれない。 その頃は死にゆく人に自分が死ぬことを悟らせてはいけないと思い込んでいた。(余命の告知も一般的じゃなかった気がする) 死にたくないと怯える子に「ばかだなあ死ぬわけないじゃないか弱気になるな」みたいなセリフじゃなくて、「おかあさまも天国にいるじゃない」と死ぬことを認めたうえで励まそうとしているのが衝撃的だった。

Posted byブクログ