ベン・トー(2) の商品レビュー
極めた者どもの熱き血潮は変わらず
本巻の見どころは何と言っても従姉、「湖の麗人」こと【著莪あやめ】である。金髪碧眼で巨乳の眼鏡っ娘。この重ねられた属性と主人公【佐藤洋】に絡む、文字通りに絡む無自覚フェロモン放出振りは何とも言えない魅力。それでいて竹を割ったような性格、とりわけ洋には容赦の無い傍若無人な振舞い。従姉...
本巻の見どころは何と言っても従姉、「湖の麗人」こと【著莪あやめ】である。金髪碧眼で巨乳の眼鏡っ娘。この重ねられた属性と主人公【佐藤洋】に絡む、文字通りに絡む無自覚フェロモン放出振りは何とも言えない魅力。それでいて竹を割ったような性格、とりわけ洋には容赦の無い傍若無人な振舞い。従姉ならではの、洋だけに見せる気の許した態度が大変好ましく、彼女の説明だけでレビューを終わりたいくらいである。特に洋を後ろに乗せてバイクを飛ばしている時の彼女のモノローグは、従姉として、女として、洋と接する際の微妙に揺れ動く、友情と愛情の中間のような心情が吐露されていて良かった。その愛情寄りの部分を鋭く指摘する【白粉】も何気にグッジョブである。どちらかと言うと【槍水仙】先輩との関係が師弟というか憧れみたいなところにあるので、本作に不足のラブ成分をこの2人が補ってくれるとさらに面白くなろう。その槍水仙先輩の凄さをあやめも知らされる展開が秀逸だった。この世界に存在する暗黙のルール。これを守る尊さと破る愚かさ、破る者に対する断固とした態度。こうした毅然とした振る舞いを見せられて、あやめが次第に自分の未熟さを自覚していく流れは読んでて心地よい。その先にある決戦も読み応え充分で結果も申し分無し。次巻が待ち遠しい。
DSK
半額弁当を争ってとるだけのライトノベルです。 馬鹿馬鹿しいけど、だからこそ何も考えずに楽しめます。 久々に読み返しましたが、気付いたら完結してたのですね。 今度は最後まで読んでみよう。
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2巻で半額弁当をめぐる人たちが、かなりいるというのがわかった。大量の人間がかっこいい言葉を呟きながら、半額弁当を争うのだ。 女キャラが増えてきて、佐藤が蹂躙されるのが増えるが、これは作者の好みかな。強い女と、ホモネタが好きなようだ。 弁当の描写が結構美味しそう。 半額弁当...
2巻で半額弁当をめぐる人たちが、かなりいるというのがわかった。大量の人間がかっこいい言葉を呟きながら、半額弁当を争うのだ。 女キャラが増えてきて、佐藤が蹂躙されるのが増えるが、これは作者の好みかな。強い女と、ホモネタが好きなようだ。 弁当の描写が結構美味しそう。 半額弁当を求めて、暗躍やライバル関係をうまく書いているのがいい。ベースが面白いので、ありきたりな事をしても全然いい。そして、真剣な話をしている所に、おさかな天国が流れているのを想像すると笑ってしまう。
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日々行われる半額弁当争奪戦の世界を知り、HP同好会での活動を続ける佐藤洋。ある日、佐藤のもとに同い年の従姉・著莪あやめが訪ねてきた。数ヵ月ぶりの再会の後、佐藤は知る。彼女もまた「湖の麗人」の二つ名を持つハンターであり、HP同好会会長・槍水仙との対決のためにやってきたのだということ...
日々行われる半額弁当争奪戦の世界を知り、HP同好会での活動を続ける佐藤洋。ある日、佐藤のもとに同い年の従姉・著莪あやめが訪ねてきた。数ヵ月ぶりの再会の後、佐藤は知る。彼女もまた「湖の麗人」の二つ名を持つハンターであり、HP同好会会長・槍水仙との対決のためにやってきたのだということを。従姉の突然の来訪に戸惑う佐藤だったが、それは半額弁当を求める者たちを戦慄させる壮大な陰謀劇の幕開けに過ぎなかった! 己の誇りと空腹のために、走り、跳び、戦いそして喰え!! 庶民派シリアス・ギャグアクション、大騒乱の第2弾。――ザンギって何だ!?
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今回も非常に楽しいです。 相変わらずセガネタ満載。 幼馴染のハーフな女の子も登場してみたりします。 帝王になろうとする男の計画とそれを抗おうとする戦いが主体です。 半額弁当争奪戦ですが。 クライマックスはバトルシーン満載です。 恋愛要素的なものはあるんだかないんだかって感じですか...
今回も非常に楽しいです。 相変わらずセガネタ満載。 幼馴染のハーフな女の子も登場してみたりします。 帝王になろうとする男の計画とそれを抗おうとする戦いが主体です。 半額弁当争奪戦ですが。 クライマックスはバトルシーン満載です。 恋愛要素的なものはあるんだかないんだかって感じですかね。 白梅様がまた暴れちゃってたりはしますが。 3巻目が出るかはわかりませんが、非常に楽しみです。
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相変わらずのバカ。でもアニメでも観てるからともかく、回りくどい描写は正直、分かりづらい箇所がある。読むのにだいぶ時間が掛かった。
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C0193 ハーフプライサーというと、なんか半額にする人、つまり、半額神という意味になるような。女性が強いのはめずらしくないですが、女性への攻撃も容赦ないですよね。白粉を差し置いて、新参のあやめが表紙とはどういうことなのでしょう。気になったのは、世界観として警察が存在することでし...
C0193 ハーフプライサーというと、なんか半額にする人、つまり、半額神という意味になるような。女性が強いのはめずらしくないですが、女性への攻撃も容赦ないですよね。白粉を差し置いて、新参のあやめが表紙とはどういうことなのでしょう。気になったのは、世界観として警察が存在することでした。弁当争奪戦なんて、「警察呼べっ!」なレベルだと思います。
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毎回、半額弁当争奪戦が繰り広げられている作品。今回は下ネタが多かったものの、それをギャグで笑わせていた点が良かった。
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真面目な文章でなんて内容、でもそこが魅力。孤高の《魔術師》の姿に目を奪われ、変態ばかりの某一族には唖然(笑)
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1巻より読みやすくなってる。2ページ以上にも及ぶ脱線もこの作者の持ち味だと思えば大丈夫だ、問題ない。 2巻は表紙にもなっているあやめの出番が多い。逆に槍水先輩は控えめ。 今回はシリアス部分が多かったが、シリアスだろうが中心にあるのは半額弁当なんだよね。
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