詩集 エイプリル の商品レビュー
はっとさせられる詩が多い。自分の思い出が彩られる心地がする。痛いことも嬉しいことも、銀色夏生さんの言葉と写真が包み込む。
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写真詩集。 「酷暑の週末」が一番よかった。 やっぱり夏が一番好きだなぁ。 はやく夏にならないものか。 「仲間」のリズム感も好き。
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4月なので再読しました。詩も写真も淋しくて綺麗です。人間関係って儚くてままならないけど、それでも関わっていきたいです。自分をすり減らさない程度に。相手も大事だけど、同じくらい、自分の感情も大事にしていくのがいいのかなと思いました。
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咲き誇る花と、散りゆく花びら。 終わりは始まりで、始まりは終わりで。 時間も想いも入り口と出口のループの中で くるくる回って巡っては消える。 離れていく時間。手放した関係。 移ろう景色。解ける想い。 散った花びらのようにイメージだけを残して消えていく、 不在と喪失から生まれ...
咲き誇る花と、散りゆく花びら。 終わりは始まりで、始まりは終わりで。 時間も想いも入り口と出口のループの中で くるくる回って巡っては消える。 離れていく時間。手放した関係。 移ろう景色。解ける想い。 散った花びらのようにイメージだけを残して消えていく、 不在と喪失から生まれる銀色さんの叙情的な春の詩集。
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たまに詩集など読みたくなります。心の中が落ち着いて晴れ晴れとしてきます。 ヤッパリ銀色夏生の詩は素敵です
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買った後、長らく読まずに放ったらかしにしていたのを発見。「名前」「道に迷う」「いつのまに」「聞こえた」が好き。
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他の詩集に比べると共感できる詩が少なかったものの、やっぱり好きです。 何しろ写真が語る。 それが好き。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
写真詩集。 それぞれの詩には何の関連性もないが 写真の流れと言葉の流れで繋がっていく。 こころに残る言葉がたくさん。 特に心に残ったもの 「感情に名前をつけるのはやめなよ 名づけなければ それはそれでないかもしれない」
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好きな頁に付箋を付けるのだけど、 結構付箋が多くなった。 =心に残る言葉が多い。 自分が求めていることが、言葉として残されることは なんて安心するのでしょう。 もやもやしたものが、ストンと心に落ちる。 仲間を見つけたかのように錯覚する。 ひとりではないと、確認するかのような作業...
好きな頁に付箋を付けるのだけど、 結構付箋が多くなった。 =心に残る言葉が多い。 自分が求めていることが、言葉として残されることは なんて安心するのでしょう。 もやもやしたものが、ストンと心に落ちる。 仲間を見つけたかのように錯覚する。 ひとりではないと、確認するかのような作業。 出会いに始まって、終わっていく。 その過程を描写しているかのような一冊。
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なんと言っていいかわからない だけどなにかを伝えたい時 がんばってねと 人は言う たぶん僕も言うだろう もっとぴったりの言葉を探してあきらめて また今日も心の中に いくつかの疑問が芽ばえ 深まるばかりの矛盾の谷間から 仰ぎ見れば空は遠く あまりにも青く美しく...
なんと言っていいかわからない だけどなにかを伝えたい時 がんばってねと 人は言う たぶん僕も言うだろう もっとぴったりの言葉を探してあきらめて また今日も心の中に いくつかの疑問が芽ばえ 深まるばかりの矛盾の谷間から 仰ぎ見れば空は遠く あまりにも青く美しく哀しく 手を出せず傍観しつつ 滂沱の涙を流して退場
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