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きみが見つける物語 十代のための新名作 放課後編 の商品レビュー

3.4

33件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

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  4. 2つ

    2

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2020/08/30

小学生には勧めにくい内容。 「地獄の詰まった箱」橋本紡 親において行かれた子どもがほとんど死んだ捨て猫箱を拾う。登場人物の周辺事情回収されずに終わるのが残念。 「門のある家」星新一 不思議な家族役割のある家に取り込まれる星新一っぽいショートショート 「西一番街テイクアウト」石田衣...

小学生には勧めにくい内容。 「地獄の詰まった箱」橋本紡 親において行かれた子どもがほとんど死んだ捨て猫箱を拾う。登場人物の周辺事情回収されずに終わるのが残念。 「門のある家」星新一 不思議な家族役割のある家に取り込まれる星新一っぽいショートショート 「西一番街テイクアウト」石田衣良 池袋ウエストゲートパークからの抜粋。主人公が助ける女の子の母が連れ出しパブで働いてるので小学校図書室不適。 「サボテンの花」宮部みゆき 我らが隣人の犯罪より抜粋。読んでいて人物関係わかってくるので最後面白くなるが、関係や性格を理解するのに苦労するのが残念。

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2018/08/12

タイトル*きみが見つける物語 十代のための新名作 放課後編 作者*角川文庫編集部 出版社*角川グループパブリッシング

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2015/05/10

橋本さんは珍しく重めの文章だった気がするけれど、やっぱり読みやすい。立てたね。橋本さんの悲しくても前を向ける感じは好き。 星新一さんは、家に大量にあるのに手をつけていなかったけれど、不思議で面白かった。 石田衣良さんの「西一番街テイクアウト」はIWGP好きにはたまらない話。普通に...

橋本さんは珍しく重めの文章だった気がするけれど、やっぱり読みやすい。立てたね。橋本さんの悲しくても前を向ける感じは好き。 星新一さんは、家に大量にあるのに手をつけていなかったけれど、不思議で面白かった。 石田衣良さんの「西一番街テイクアウト」はIWGP好きにはたまらない話。普通に面白かった。 「雛の花」は歌舞伎?とか舞台を知らない私にはよく分からなかったけれど、でも読んで損はない話だった。 宮部みゆきさんは、意外にも初めてだったけれど、やっぱり映画化された作品とかと比べたら物足りないかもしれないけれど、それでも良かった。

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2015/02/15

5話の短編アンソロジー。『猫泥棒と木曜日のキッチン』地獄の詰まった箱 橋本紡/『ごたごた気流』門のある家 星新一/『骨音 池袋ウエストゲートパークIII』西一番街テイクアウト 石田衣良/『霞町物語』雛の花 浅田次郎/『我らが隣人の犯罪』サボテンの花 宮部みゆき。 地獄の―は短す...

5話の短編アンソロジー。『猫泥棒と木曜日のキッチン』地獄の詰まった箱 橋本紡/『ごたごた気流』門のある家 星新一/『骨音 池袋ウエストゲートパークIII』西一番街テイクアウト 石田衣良/『霞町物語』雛の花 浅田次郎/『我らが隣人の犯罪』サボテンの花 宮部みゆき。 地獄の―は短すぎてその後が面白くなるのか想像できない。 門のある家は斬新な設定にわくわくした、けどそれほど盛り上がらず。 西一番街―はご都合主義。 雛の花は浅田次郎ということで期待したけど合わなかった。 サボテンの花は宮部さんのほかの作品も読みたいと思うほど面白要素があった。

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2014/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

門のある家が一番好きです。もう何もかも忘れて役割をこなすのって楽しそう。出なければ続けられるし、でもやっぱりある程度過ぎたら交代にどうしてもなっちゃうのかな。

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2014/09/14

な、なんで星新一?とやや戸惑うものの、(星新一自体はファンなんで、こんなところで若い世代の眼に触れること自体は喜ばしい)それ以外は佳作がそろった良書。 石田衣良って、はじめてまともにストーリーを追ったけど、最後はけっこう熱くなってしまった。 浅田次郎も「あざとい」と文句をいいなが...

な、なんで星新一?とやや戸惑うものの、(星新一自体はファンなんで、こんなところで若い世代の眼に触れること自体は喜ばしい)それ以外は佳作がそろった良書。 石田衣良って、はじめてまともにストーリーを追ったけど、最後はけっこう熱くなってしまった。 浅田次郎も「あざとい」と文句をいいながら、やっぱり泣いてしまう。不覚。

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2013/09/13

学校から一歩足を踏み出せば、そこには日常のささやかな謎や冒険が待ち受けていた⁉ いま旬の作家が集結、彼らが描いたそれぞれの「放課後」のカタチとは? いまどきの名作を厳選、超豪華ラインナップでおくる短編小説集『きみが見つける物語 十代のための新名作』。「放課後編」...

学校から一歩足を踏み出せば、そこには日常のささやかな謎や冒険が待ち受けていた⁉ いま旬の作家が集結、彼らが描いたそれぞれの「放課後」のカタチとは? いまどきの名作を厳選、超豪華ラインナップでおくる短編小説集『きみが見つける物語 十代のための新名作』。「放課後編」には、浅田次郎、石田衣良、橋本紡、星新一、宮部みゆきの傑作短編を収録。

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2013/07/25

石田衣良さんが入っていたので読んでみた。 いろんな短編ストーリ 「放課後」って書いていたから学園ものかなって思ってたけど、 全然そんなことなかった。w

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2012/11/07

10代のための短編集。 放課後編は浅田次郎さん、石田衣良さん、橋本紡さん、星新一さん、宮部みゆきさんの作品をそれぞれ1編ずつ収録。 こういったアンソロジーが素敵なのは、まだ読んだことのない作家さんの作品に触れることができること。 5編の作品のうち、読んだことがあるのは宮部みゆき...

10代のための短編集。 放課後編は浅田次郎さん、石田衣良さん、橋本紡さん、星新一さん、宮部みゆきさんの作品をそれぞれ1編ずつ収録。 こういったアンソロジーが素敵なのは、まだ読んだことのない作家さんの作品に触れることができること。 5編の作品のうち、読んだことがあるのは宮部みゆきさんの「サボテンの花」だけでしたが(もしかしたら星新一さんの「門のある家」を読んだことはあるかもしれないけど覚えていませんでした)、5編ともそれぞれ魅力のある作品ばかりでした。 特に気に入ったのは、浅田次郎さんの「雛の花」 霞町の写真館に生まれ育った主人公が、強く美しい祖母の思い出を描いた作品。死に向かったときの凛とした姿勢を持った祖母の美しさに引き込まれてしまいます。 石田衣良さんの「西一番街テイクアウト」はドラマ化された池袋ウエストゲートパークシリーズの一作。 喰わず嫌いならぬ読まず嫌いで読んでいなかったのですが、興味が沸きました。 星新一さんの「門のある家」は、短い作品の中にSF(スコシフシギ)どころかIF(イッパイフシギ)の詰まった作品。 住宅街の一角に不思議な世界への門が開いていて、読んでいる自分が今にもその世界に引きずられてしまいそうな心持ちになってしまいます。 橋本紡さんはお名前すら知らなかった作家さんですが、「地獄の詰まった箱」は不穏な雰囲気が妖しい魅力をたたえる秀作。箱の中に詰まった地獄と、その中で生き残った一匹の猫、切り取られた物語の全体を読みたくなってしまいました。 宮部みゆきさんの「サボテンの花」は好きな短編の一つ。 定年を迎える教頭先生と、とげとげとしたサボテンのような小学生たちのひととき。ミステリ作家らしい謎解きのある作品です。 ただ、「門のある家」は主人公は30歳と放課後編として収録するには無理があるのがちょっと気になるところ。 これは娘に読ませたい短編集だなぁ

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2012/09/24

どの辺が放課後編なのか‥ちょっと小一時間程問い詰めたい。 コンセプトとセレクトが合っていない気がするが、何気にみんな初作家さんで概ね満足。 星新一さんの『門のある家』がすごく好き。 普通に考えたら不気味でしかないのに、居心地がいい場所として彼が当たり前に受け入れて振る舞う姿に、家...

どの辺が放課後編なのか‥ちょっと小一時間程問い詰めたい。 コンセプトとセレクトが合っていない気がするが、何気にみんな初作家さんで概ね満足。 星新一さんの『門のある家』がすごく好き。 普通に考えたら不気味でしかないのに、居心地がいい場所として彼が当たり前に受け入れて振る舞う姿に、家の魅力というか魔力を感じた。 そんな幻想的で不思議な家に惹かれる。

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