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M&A戦略のケース・スタディ の商品レビュー

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2009/10/04

担当:Hirakawa 対象レベル:初級〜中級 内容: M&Aにむけた戦略策定―日本電産のM&A戦略 相手企業の選定―セガとサミーの経営統合 相手企業との交渉―HOYAによるペンタックスの買収 相手企業の企業価値評価―アサヒビールによる和光堂の買収 買収手法の選択...

担当:Hirakawa 対象レベル:初級〜中級 内容: M&Aにむけた戦略策定―日本電産のM&A戦略 相手企業の選定―セガとサミーの経営統合 相手企業との交渉―HOYAによるペンタックスの買収 相手企業の企業価値評価―アサヒビールによる和光堂の買収 買収手法の選択―王子製紙による北越製紙の買収提案 買収資金の調達―ソフトバンクによるボーダフォン日本法人の買収 海外企業のM&A―日本板硝子によるピルキントン社の買収 M&Aの会計処理―コナカによるフタタの買収 M&A後の企業価値向上―JFEホールディングスの経営統合 バイアウト後の企業価値向上―ユニゾン・キャピタルによる東ハトの経営改善支援 中小企業のM&A これからのM&A M&Aのケースブック。例が多数存在しているので便利。 M&Aはかつての事業整理などの後ろ向きな手段としてではなく、新市場への進出や事業基盤の強化あるいは業界再編への先取りなど、企業価値のさらなる向上への方途として利用されつつある。本書は、このような積極的な戦略手法として活用されているM&Aについて、近年の代表的なケースを取り上げ解説している。 比較的新しい案件の紹介が多い。 理論的な背景がなかったり、ファイナンスの素養がない人が勉強に用いるのは不向きであろう。 分析が浅いと感じるので本書の評価は★×3とした。

Posted byブクログ