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凌色の家 義母と三姉妹 の商品レビュー

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歪んだ愛情が長大で絶倫な“武器”を以っていびつに花開く

作者の意向は知る由もないが、凌辱作家が誘惑色のある作品を書こうと始めたが、書き終えてみればやっぱり凌辱色が出てしまった、といった感じの作品である。家庭環境が少々複雑で、血縁があるのは3姉妹のみ。義母(未亡人)と主人公、義母と3姉妹、3姉妹と主人公はそれぞれ血縁がない。なので主人公...

作者の意向は知る由もないが、凌辱作家が誘惑色のある作品を書こうと始めたが、書き終えてみればやっぱり凌辱色が出てしまった、といった感じの作品である。家庭環境が少々複雑で、血縁があるのは3姉妹のみ。義母(未亡人)と主人公、義母と3姉妹、3姉妹と主人公はそれぞれ血縁がない。なので主人公の“お相手”はみんな義理の家族である。末姉 → 次姉 → 長姉 → 義母の順で進むが、後半にいくに連れて凌辱色が強まる。主人公への想いをオープンに示していた末姉との「初めて」同士を体験して“男”になった時、自分の中に潜む嗜虐性に気付く。末姉の被虐的な乱れ方を見て気付かされる。ここが全ての発端である。それは、同じく主人公への深い愛情を抱きながら、ひた隠しに隠してきた次姉との交わりで確かなものとなる。ここからは最終目標である義母に矛先を向け始める主人公の歪んだ想いとヒロイン達の嫉妬心が交錯する展開を迎えるのだが、モノにした末姉と次姉がお役御免とばかりに出て来なくなるのが少し残念。後半は、肉欲を通じて主人公への想いに気付かされる長姉の籠絡を経て、いよいよ義母へと向かう。義母を徹底的に責め抜く第4章は壮絶の一言。手錠を嵌めたままリビング → 風呂場 → 亡夫の仏壇前 → 寝室 → 再度リビングと場所を変えて責め立てまくる主人公の狂気的な交わりが延々と続く本作のクライマックスである。最初の頃の温和な主人公はもぅいない。何がこうも変えてしまったのか。“男”になった自信が増長したのか。長大なムスコと絶倫振りに溺れるヒロイン達がそうさせたのか。一般的な誘惑作品にはない悶々としたシリアスな雰囲気の中で、愛情が歪みに歪んだ主人公の豹変が浮き彫りになった作品である。

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