空の中 の商品レビュー
内容(「BOOK」データベースより) 200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの...
内容(「BOOK」データベースより) 200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは―すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント。 2009.2
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友人に勧められて読んだ。最初は「えー、SFかあ〜。現実感のないのあたしちょっと微妙なんだよね〜」とか思っていたけど、もうサクサク進むったら。素敵!のひとこと。高巳と光稀、瞬と佳江のふたつのカップルが深く深く、未確認生命体とかかわりあう話。この交流がたまらなく、良い。あたしも交流し...
友人に勧められて読んだ。最初は「えー、SFかあ〜。現実感のないのあたしちょっと微妙なんだよね〜」とか思っていたけど、もうサクサク進むったら。素敵!のひとこと。高巳と光稀、瞬と佳江のふたつのカップルが深く深く、未確認生命体とかかわりあう話。この交流がたまらなく、良い。あたしも交流してみたい〜!と、思ってしまう。こんな未知の生物がいたら、あたしもすぐ虜になってしまうかなあ。何と言っても、あたしは高巳のキャラがたまらなく好き。なんていい男なんだと思う。相手の気持ちになって、相手の立場をしっかりとわかってあげられる度量が素晴らしい。高巳だからこそ、この危機が救えたのだろうと思う。確かに光稀がかわいく感じる。瞬と佳江を支える高知の「宮じい」がまたいい味出している。「年を取っているからこそできることがある」というのは確かにそうだと思う。どことなくクーンツの作品にも通じるものがある。悪役も悲しく描かれていて、嫌いになれない。キャラがそれぞれしっかりしていて、とても大切に描かれていると思う。ちなみにあたし、この作品を飛行機の中で読了。つい、空の中を探してしまった。「白鯨」がいないかと。いたらいたで困るんだけどね(笑)。
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なんだかんだいいつつも根底にあるのは愛だよね。 復讐だって、それを止めようとすることだって、分かりあおうとすることだって愛なんじゃないかな。 有川浩さんの作品の根底には古き良き少女漫画のこっぱずかしさがいい感じに生き残っていると思うのは私だけでしょうか? 個人的に「パイロットの目...
なんだかんだいいつつも根底にあるのは愛だよね。 復讐だって、それを止めようとすることだって、分かりあおうとすることだって愛なんじゃないかな。 有川浩さんの作品の根底には古き良き少女漫画のこっぱずかしさがいい感じに生き残っていると思うのは私だけでしょうか? 個人的に「パイロットの目になにしやがる」は最強の口説き文句だと思います。愛ってイイネ。
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SFだけど、恋愛もの。 図書館戦争で知った有川浩さんの作品。 大好きです!! 甘い感じ????
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高い知能を持った謎の生命体をめぐる物語。高校生サイドと大人サイドがある。 高校生の方は、間違っている道を進んでしまっているのをそのままにするしかできなくて、読んでいてすごく心苦しい。大人の方は、主人公たちのやり取りがとっても楽しい。やっぱり、そんなことから大人主人公たちの方が私は...
高い知能を持った謎の生命体をめぐる物語。高校生サイドと大人サイドがある。 高校生の方は、間違っている道を進んでしまっているのをそのままにするしかできなくて、読んでいてすごく心苦しい。大人の方は、主人公たちのやり取りがとっても楽しい。やっぱり、そんなことから大人主人公たちの方が私は好きなんだけど、二つが交互に出て物語が進んでいくから、全体として「どうなるんだ??」と話が面白いんだなぁと思う。知的生命体である【白鯨】も良い。 主人公たちの魅力もさることながら、物語の中で大きな存在感を出しているのが川で漁師をしている宮じい。文庫本書き下ろしの宮じいの話は泣いた。本に涙がぼろぼろおちた。
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有川さんの自衛隊三部作の中でイチオシの一冊。 フェイクが可愛すぎます。それに尽きる。 ちびっ子カップルより、大人組のほうが好き。 とり合えずフェイク可愛い。
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そんなんあり?(笑) と思うような展開でも、最後には泣ける。 早く大人になろうとした子供の思い上がり。 間違ったことをしたら「ごめんなさい」というしかないのだという事を 改めて実感させられる。 新井素子のあとがきもよい。
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なんとなく図書館戦争シリーズと似たり寄ったり。 最後の方はちと泣いちまったけど。 土佐弁がうつりそうでした。 そこ語ってそこは語らないんすか、と… あ、これは「海の底」に続くのかな? じゃぁいっか(独り言)。
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今年はホントにいっぱい読んだなぁ。有川作品。おもしろいお話でした。あと、文庫書下ろしの「仁淀の神様」が良かった。土佐弁、いいです。2008.12.10読了
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面白かった。 春名氏みたいな大人になりたい(?) 宮じいみたいなじいちゃんになりたい。 言葉の使い方、文の組み立て方にただならぬ魅力を感じました。 高度二万の秘密は、そっちの方向かーという感じです。
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