見てらんねえよ の商品レビュー

タクミユウ(著者)

2013/10/12

高校時代から、工藤暁生はいけすかないヤツだった。俺の彼女はみんなあいつに取られたし、みんなすぐに捨てられた。だから俺は、あいつが大嫌いだった。嫌いオーラを出しまくり、あいつの視線すら無視してた。
なのに、現在。大学もゼミも住んでるアパートも全部一緒って何の悪夢か。おまけに俺の態度を勘違いしたらしい工藤が、俺に惚れたとか言ってきて…？
「夏目が俺につっかかってきたりわざと無視したりするのって…俺に気があるから、なんだよな？」
「…………は？」
フリーズする俺をよそに、その日から工藤のアプローチが始まって…？
出版社より

2013/02/03

　電子書籍での購入です。今回は表題作のみ購入したので、表題作だけ感想を書きます。

　表題作の「見てらんねえよ」は、女を巡って発生した3角関係でノンケ同士がだんだんと惹かれあう、といったような話です。攻めが頑張って受けを落としていく中で、受けは嫌っていた攻めを徐々に好きになる……少女マンガあるいは乙女ゲームなどで夢見たカップル像なのではないでしょうか？　ただ、話があっさりしすぎてちょっと淡泊ぎみに感じる。
　他のレビューでは男性みたいな体形が苦手に感じる人もいたようですが、私としては男女のかきわけも大事だけど、男性のような体形をした女性が出てきてもいいようなきがするので、特に何にも感じなかったですね。実際に、女性のような体形の男性もいるし、男性のような体形の女性もいると思いますし。

2012/12/23

初めて読んだタクミユウさん作品。 絵が綺麗だな〜とずっと気になっていた作家さん。 やっぱり男性が格好良かった♪ 女性は…ちょっとゴツいかな…(￣∀￣)

表題作は、過去に彼女を寝取られて目の敵にしていた夏目(受)と、自覚ナシの天然タラシ工藤(攻)の恋の駆け引き。
誤解がとけて仲良くなってから、くっつく前なのに確かに雰囲気がラブラブで見てらんない(笑) イケメン同士なのにカワイイ話だったけど、萌えまでいかなかったのが残念(´・ω・`)

読み切りが２作収録。 やっぱりどちらも萌えないなぁ〜★ 絵柄は好きなので、どこかでオシャレ漫画から突き抜けて欲しい作家さん…

2010/02/24

見てらんねえよ(月刊GUSH2007年11・12月号・2008年2・5月号)
kiss in the pool(GUSHmaniaEX「男子寮」)
愛は惜しみなく奪う(GUSHmaniaEX「権力者の恋｣)
やっぱり見てらんねえんだよ(描き下ろし)

2009/12/05

今までのコミックで、一番長いストーリー物かな？

表題作「見てらんねえよ」
ノンケの大学生同士の２人が徐々に近づいていくお話。
ノンケ同士で、最初はお互い苦手？ってあんまりない設定かな、と思ったんですが。
下心ありありで近づいていこうとする攻・工藤もかわいいし、
工藤に対して劣等感を感じつつも惹かれていく受・夏目もかわいい。
くっつくまでの、なんか微妙な距離感がいいんですよね〜。

巻末書き下ろし「やっぱり見てらんねえんだよ」はその後の２人。
うーん、くっつくまでの微妙な距離感もよかったですが、
その後の２人も、もっと見てみたい！と思いました。

「愛は惜しみなく奪う」
お金持ちと父親の借金のかたに囲われている高校生のお話。
お互いビジネス、と割り切ってるけど、お金持ち・榛名は実は高校生・和生に執着たっぷり。
設定はありがちだけど、嫌いじゃないです！
榛名の一見冷たい感じがタクミさんの絵にベストマッチ！
最後のコマの表情とか、すごく好きｖ
この２人、ちゃんとくっついたらすんごいラブラブになりそう。
榛名は実は可愛いタイプだｖ